茶臼山 |
大阪低山巡り 真田山10m〜御勝山14m〜茶臼山26m〜聖天山14m |
昨年大阪50山にチャレンジしたがそれ以外の大阪の山を地図から探すと100山以上ある。冬なので低山からスタートした。今日は大阪市のノーマイカーデーだ。地下鉄・市バスの1日券が600円なのでまずそれを購入。谷町線から長堀鶴見緑地線で玉造へ。玉造駅を降り、南方向に行くと真田山交差点に着く。ここから少しの坂道を上がって行くと真田山公園の天王寺スポーツセンターに着く。真田山公園の北側に宰相山が道路を挟んである。標高10mほどの丘が南北にあったのではないかと思われる。真田山交差点に通ずる通りの北側には宰相山公園、三光神社と真田小学校、旧真田山陸軍墓地などがあり、南側には天王寺スポーツセンター、テニスコート野球場などの真田山公園がある。このあたりを真田山と呼んでいたのかもしれない。山や丘と呼べそうなところは宰相山が一番それらしい。宰相山公園の山頂には三光神社があり、神社の前に真田幸村の像がある。またその横には真田の抜穴跡もある。標高10mと言われているが、この公園が一番高そうで標高は10mぐらいだ。 |
次に御勝山へ行った。今日は1日フリーチケットなのでバスも利用できるのではあるが路線状況がよく分からないので、地下鉄のみを利用することに決めた。すなわち南北の移動は地下鉄で、東西の移動は足で歩くことにした。夕陽丘から勝山通りをJR大阪環状線のガードを潜り、生野区役所辺りまで来ると御勝山公園がに着く。真田山と似て公園は勝山通りで二分されている。北側が御勝山古墳で前方後円墳の円墳部分で古墳として残されている。この古墳が一般に御勝山と呼ばれていて標高14mで三等三角点が以前にあったらしい。古墳の周囲は柵がしてあり中に入ることはできないので三角点の確認はできなかった。現在標高点のようだ。この古墳は柵がしてあり中に入れないが管理が行き届いていなく伐採された木や倒れた木など放置されている。後で行った天王寺公園の茶臼山のように一般開放して、管理すればごみの山がきれいな山きれいな古墳に、なるのだが非常に残念だ。ちなみに切り取られた前方墳は道を挟んで公園になっていて古墳の面影は全くない。三角点は標高26.5mなので、建設中の生野区役所屋上に設けられているのではないだろうか。 |
御勝山に来る途中大阪市の基準が交差点付近に設置されていたのが気になって夕日丘まで歩いて戻った。勝山通りで見つけた基準は、大阪市の4級基準点、駅伝の第5中継位置、大阪市都市計画の道路基準点だ。 |
夕陽丘から天王寺に行き、天王寺公園に入った。昔は天王寺動物園が有料で他は無料だったように思うが、今は動物園を含めてすべて有料になりきれいに管理されている。公園内でゆっくりしたかったが今日の目的もあるので先ず、茶臼山に行った。古墳なのでこんもりした山頂で標高は26mだ。私立美術館の北から先を見ると茶臼山と堀になっている河底池そして朱塗りの橋が印象的だ。茶臼山は前方後円墳だそうで、詳細は不明とか。有名になったのは徳川家康が大阪夏の陣で本陣をおいたことだ。写真撮影に少し暗くなってきたのであと一ヶ所行くことにして、天王寺から動物園前で乗り換え天ヶ茶屋に行った。 |
天下茶屋から商店街を通り抜け阪堺線を過ぎると突き当たりになる。突き当りの上が聖天山だ。聖天山正園寺の石柱の他に聖天山の石柱もある。石段を上がりきると聖天山正園寺に着く。山頂はどこかと思えば賽銭箱の近くに「聖天山山頂」の表示がある。標高は14mだ。お寺の周りは公園になっていてテニスコート、児童公園などになっている。しかし、公園の周囲はブルーテントハウスが乱立していて、公園で休むにはかなりの勇気が要りそうだ。今日は薄暗くなってきたので引き返すことにした。できれば帝塚山に行きたかったが次の機会にしよう。 |
地 図 大阪東北部 大阪東南部 天 候 曇り 参加者 1名 実施日 2005.01.20 |