天王山 木津川御幸橋より |
三角点探訪 |
天王山 標高270m 十方山 標高304.4m |
天下分け目の天王山に行ってみた。阪急大山崎駅から歩き始めてJR山崎駅の踏切を渡ると目の前が坂道になっている。 道の左手に天王山登り口の石の道標が立っている。少し登ると大山崎山荘美術館へのガイド板があるがやりすごし、さらに行くと大念寺の石段が道路の右手にある。階段を上がってお参りし、元に戻って先に進む。また右側に階段があり大きな山門がある。山門に仁王像が鎮座している。宝積寺で桃山時代の建築で重要文化財になっているそうだ。本堂の右側からハイキングコースになっている。先に行くと堰堤になっていて右にとり巻きながら上がっていく。道は岩の道でしばらく厳しいがすぐ階段道になる。やがて青木葉谷広場に着く。ここからから淀川方面を展望できるようになっているが、濃霧で何も見えなかった。広場を後に少し上がると大きな鳥居が見えてくる。酒解神社の大きな石の鳥居だ。この近くには山崎合戦之地碑や山崎の合戦の陶板画などが要所要所にあり見るのも楽しい。十七烈士の墓、酒解神社などを経てさらに上がるとにぎやかな子供の声が聞こえてきた。 天王山の山頂だ。山頂は広く、往時お城があった面影が残っている。山頂広場には幼稚園児がハイキングに来ていて楽しく鬼ごっこなどをしている。一段と高くなったところが山頂で小石が積んであって標識が立っている。標高は270mで以前ここには三角点があったそうだ。三角点は現在これから行く十方山に移ったそうだ。天王山分岐から天王山ハイキングコースを小倉神社に向けてアップダウンを繰り返し歩く。小倉神社への分岐手前のみなせ山探勝道に入り、折り返して別の峰を南へ戻る。 しばらく歩くと右手に小高くなったピークがあり、十方山に到着する。十方山は標高304.4mで三等三角点になっている。山頂にはいろいろな標識が山のように付けられている。山頂を後に尾根道を進む。この尾根道は半坂山尾根と呼ばれているようで下り切ったところが天王山トンネルだ。 高速道路のところに天王山断層露頭がありその下に、断層でできたといわれる水無瀬滝がある。高速道路をくぐりサントリー前を通って出発点の山崎に戻った。展望台からの眺めが濃霧で見えなかったのでまだ時間余裕もあり再度登ってみた。景色を楽しみながら遅い昼食をとり、さらに上がって山崎聖天にお参りして駅に戻った。今度は、天王山を遠くから眺めてみたくなり、桂川の堤防から小泉川へ行った。堤防からの天王山、天王山と新幹線などの写真を撮りながら、立体の道路を歩いて木津川対岸の八幡に行った。木津川にかかる御幸橋付近から眺める天王山はすばらしい。桜のころ山が映えていい景色が期待できそうだ。 |
コース 阪急大山崎駅(10:25)〜天王山登り口(10:30)〜宝積寺(10:40)〜 青木葉谷広場・展望広場(10:53)〜酒解神社鳥居・山崎合戦之地碑(11:00)〜 十七烈士の墓(11:06)〜酒解神社(11:12)〜天王山分岐〜天王山(11:17)〜天王山分岐〜 みなせ山探勝道入口(11:50)〜十方山(12:00/12:11)〜水無瀬滝(12:43/12:50)〜 天王山登り口(13:14/13:23)〜青木葉谷広場・展望広場(13:37/昼食/13:52)〜 山崎聖天(14:02)〜阪急大山崎駅〜小泉川・桂川河川敷公園(14:45)〜 八幡・木津川御幸橋(15:30)〜京阪八幡市駅(15:40) 地 図 淀(北西) 天 候 曇りのち晴れ 午前中濃霧 参加者 1名 実施日 2005.02.09 |