泉南飯盛山 提灯講山より |
三角点探訪 |
札立山 標高349.3m 泉南飯盛山 標高484.5m |
札立山と泉南飯盛山に週末の例会の下見で出かけた。数回登っているが決めたコースを通しで行っていなかったので行った。このコースはハイキング道が整備されていて道標もしっかりしているのでまず迷うことはないと思われる。 南海電鉄孝子駅から歩き始め上孝子の集落からしばらく行くと車道と別れ農道を歩く。途中孝子の集落から高仙寺の裏山になる高野山が孝子の集落とよくマッチしている。のぞかな農道をゆっくり歩くと平井峠入口の標識があり、古い石の道標もある。ここから林道になり幅の広い緩やかな道を上がると突き当たりになり右手が平井峠で小さな祠がある。突き当たりの分岐に戻り、札立山へと歩く。少し急な登りを登りきると送電線の鉄塔下に出る。ここから尾根道になり少し進むと東峠に着く。ここから少し行ったところで図根点を発見した。図根点は古くに採用されていたが現在は使用されていないような情報を得ていたが、今回見た図根点は真新しいものでY425という番号が刻まれていた。緩やかな尾根道を登りきると紀ノ川方面が開け、展望尾根になる。時々景色を眺めながら先に進む。広場があり軽トラックが上がって来て作業をしていた。鳴滝採石場の方から上がってきたのだろうか。その採石場の分岐になり、しばらく行くと下りになる。かなりきつい下りになりロープが設置してある。下りきる熊笹になりその中を登りかえす。下り始めに見えていた反射板のあるピークまでの登り返しだ。登りはかなりきつい。反射板の近くが札立山山頂と勘違いしていたが、それに匹敵するピークだ。反射板は現在使用しているのか分からないがJRの銘板ではなく日本国有鉄道の銘板だった。反射板ピークから少し下って10分ほど登りかえすと札立山の山頂に到着する。 山頂は木々が伐採されて展望がよくなっている。標高は349.3mで三等三角点になっている。大福山方向から上がってきた同年輩の方と昼食にしその後、飯盛山で分かれた。山頂から1分ほど行くと逢帰ダムへ下る分岐になる。今日はまっすぐ尾根道を先に急ぐ。下り尾根になり下りきった所から関電の階段の登りが続く。昼食後なのでいきなりきつい。ここから緩やかなアップダウンを繰り返して進むことになる。札立山から40分ほどで孝子への分岐に着く。 もうすぐ飯盛山に到着だ。分岐を過ぎると千間寺跡を過ぎ急坂を上がると広場に出る。この広場の上が山頂だ。山頂付近には大きな送電線鉄塔、古い石の祠があり山頂に到着する。山頂には多くのハイカーが昼食や景色を楽しんでいてにぎやかな山頂風景だ。標高は484.5mで三等三角点になっている。山頂からほぼ全方向の展望が望める。今日は曇りで余り多くを望めなかった。天気によるが紀ノ川から和歌山市街、その奥の山々、加太方面の山々から友ヶ島、淡路島、関空さらには明石大橋、六甲の山並みを望むことができる。飯盛山から北の方角に下山し、みさき公園に向かう。飯盛山からの下りはかなりきつく滑りやすい道で30分ぐらいは要注意だ。雨が降れば少しきついかもしれない。ゆるいアップダウンのある下りになりダレ場を少し上がった所に広場ができている。 ここから後ろを振り返ると飯盛山のきれいな姿を望むことができる。この上が提灯講山だと思う。しばらく景色を楽しんだ後少し上り山道に入る。北が開けダレ場があり、多奈川やみさき公園方向が展望できる。展望できる最後の広場なのでゆっくりしてもいい。足元にはゴールのみさき公園が直下にある。団地の端の登山口に降り団地内を下ってみさき公園駅に到着。このコースはかなり人気があり、コースも整備されていて中高年のハイカーが多い。 |
コース 南海難波駅(8:24)=<急行・普通>=孝子駅(9:29) 孝子駅(9:30)〜上孝子(9:50)〜平井峠入口(10:02)〜平井峠(10:11)〜鉄塔(10:16)〜 東峠(10:23)〜尾根道のピーク・水槽(10:40)〜広場(10:50)〜鳴滝採石場分岐(11:07)〜 反射板(11:24)〜札立山(11:37/昼食/12:01)〜〜孝子分岐(12:40)〜飯盛山(12:52/13:05)〜 展望広場(13:37/13:45)〜展望広場(14:08)〜登山口(14:23)〜みさき公園駅(14:30/14:32) =<急行>=難波駅(15:23) 歩行時間 : 約4時間15分 地 図 淡輪 天 候 曇り 参加者 1名 実施日 2005.02.13 |