札立山 山頂にて
MRC主催
札立山 標高349.3m 泉南飯盛山 標高484.5m
 
 MRC主催の大阪50山例会に参加した。今回は私がお世話することになり札立山・泉南飯盛山に行った。あいにくの天気で低気圧が接近し、雨が心配な行程になった。
 孝子駅を予定通り出発し、上孝子の集落を過ぎ車道から農道に入るところで衣服調整と体操登山準備。しばらく農道を歩くと平井峠入口の標識になりここからゆるい勾配の林道になる。少し汗をしながら歩くと突き当たりになり平井峠に到着。ここで小休止をして先に進む。尾根への少し急な道を上がると鉄塔下に出る。少し背伸びすると孝子の集落が足元に見える。尾根道になり緩やかな登りを登りつめると視界が開け紀ノ川が一望できる。天気が今ひとつで残念だが和歌山城等が視界に入り、登りの疲れが一度に取れた感じだ。ここからアップダウンを何度も繰り返して進む。鳴滝採石場分岐あたりで雨が降り始めたので雨支度をした。しばらくして日が照り始め烏に笑われた。でも急な下りがあるのでそのまま鞍部に下った。下りにはロープが張ってあるが安全を保てそうもないので十分注意しながら降りる。登り返すと反射板のあるピークに到着する。ここが札立山の山頂だといいのだがまだ10分ほど先だ。
 札立山に10分ほど送れて12時20分到着。楽しい昼食の時間を過ごす。午後は天気の心配もあり縫帰ダムへ直接下山しようかと思ったが先に進む判断をした。しばらく尾根を快適に歩いて、尾根を少し下った鞍部でここから関電の作った階段道を上がるところで、雨がきつくなり雨具の再点検をした。昼食後で雨の中心臓破りの関電道の階段を上がった。息が切れるは足はだるいはと、少しダメージを受けた。しかしここからは尾根道の軽いアップダウンが続く。
 孝子分岐を過ぎ、力を振り絞って泉南飯盛山山頂に到着。残念ながら小雨で濃霧が立ちこめ視界はない。和歌山から淡路島、関空から六甲連山までの絶景は霧の中で残念だった。下山ルートは孝子コースにしようか予定通りみさき公園にしようか迷ったが、みんなの元気で予定通りのコースで決行した。下りは滑りやすい道なので特に注意しての下山になる。お餅つきをした人もいたようだ。鞍部まで下り少し登ったガラ場で寒さしのぎのため少し休憩してお腹に何か詰めた。ここからの景色も楽しみの一つだったが残念!! 少し寒さを感じながら最後の行程を進む。みさき公園が見える展望広場まで来ると一安心だ。こんなときは電車もかなり遠くに見える。まだあんなに歩くのか少し溜息気味だが進むしかない。飯盛山には再度チャレンジしたいと思う。二兎追うもの一兎も得ずという諺があるが一兎は得ることができた。まだ寒い冬の雨の中の歩きだったが全員の元気印で無事下山した。寒い雨の中お疲れ様でした。風邪などひかないようご自愛ください。ありがとうございました。
 
平井峠にて                           和歌山方面を望む 登山道尾根道より 
 
雲海の景色を眺める                      紀ノ川の向こうに雲海がきれいに見える 
 
濃霧の飯盛山山頂にて                    みさき公園の見える展望広場だが濃霧で見えない 
コース  
  南海難波駅(8:24)=<急行・普通>=孝子駅(9:29)
  孝子駅(9:37)〜上孝子〜平井峠入口〜平井峠(10:14/10:20)〜鉄塔(10:30)〜
  東峠(10:37)〜尾根道のピーク・水槽(10:56)〜広場(11:16)〜鳴滝採石場分岐(11:37)〜
  反射板(12:05)〜札立山(12:20/昼食/12:57)〜孝子分岐(13:50)〜飯盛山(14:05/14:15)
  〜展望広場(15:02)〜展望広場(15:36)〜登山口(15:51)〜みさき公園駅(16:10/16:32)
  =<急行>=難波駅(17:24)
  ●歩行時間 標準:約4時間30分  計画:5時間10分  実績:5時間40分

地 図  淡輪
天 候  曇りのち雨 
参加者 17名 
実施日 2005.02.19