舎羅林山 久安寺川沿い吉田町付近から
三角点探訪
舎羅林山 標高264.5m
 
 舎羅林山が含まれたハイキングが能勢電鉄に見つかったので参加してみた。9時30分集合とあったので少し前に平野駅に着いた。すでに100人近い人が集まっていた。出発の10時になるころには300人ぐらいが集まっただろうか。かなり体格のいい若いリーダーが6名ぐらいでリードしてくれる。参加者は平均年齢70歳ぐらいと思われる。少し歳を重ねている方が多いようだ。三角点の写真をゆっくり撮りたかったので最後尾を歩くことにした。
 協立温泉病院の左手の急な坂道を上がる。かなり上まで新しい住宅が山の斜面に建っている。住宅が過ぎると急な坂道は終わり緩やかな道になり歩きやすくハイキングの気分が出てくる。山腹を巻くようにして上がるとやがて展望岩のあるピークに到着する。ピークから先に電線を挟んで舎羅林山の山頂が見ているので標高は230m程だろうか。このピークには川西市の3級基準点が設置されている。ここからの展望はすばらしい。天台山、妙見山、高代寺山、さらに遠くには剣尾山が美しい。ただ残念なのが足元の風景だ。高度成長期に切り開かれた大規模団地が途中で放置されて無残な姿を示している。
 このピークを下って登り返すと10分ほどで舎羅林山の山頂に着く。標高は264.5mで三等三角点になっている。展望は少しで先ほどのピークの方が良い。最後尾近くを歩いて写真を撮ったり景色を眺めたりしていたが本当の最後尾はまだ来ない。三角点の写真を撮っているという55歳ぐらいの人と二人になったのでゆっくり下ることにした。途中で前を行ってる人に追いつき、伏尾台の団地に入る。団地の外周を歩き中央公園に着く。
 ここで昼食にし、吉田橋に下った。久安寺川に沿って植木の苗木の植わった畑の道を木部まで歩く。この辺りから五月山から箕面へと続く連山はのぞかさを提供してくれる。右の先には釣鐘山、石切山もきれいに見える。やがて高速道路の下をくぐり絹延橋を渡ると能勢電絹延橋駅に到着。ゴールインだ。
 今回の状況から見て能勢電鉄のハイキングはゆっくりできていいかもしれない。できれば次回の「青貝山〜天台山〜妙見山 三角点めぐりコース」にも参加してみたいと思った。
 
住宅横の急斜面階段を上がる                展望岩のあるピーク 
 
ピークにある川西市の3級基準点               ピークから眺める舎羅林山 

ピークからの展望       剣尾山         高代寺山           妙見山     天台山 
 
舎羅林山 三等三角点                    舎羅林山山頂にて 
 
舎羅林山 久安寺川沿い吉田町付近から         久安寺川と箕面・五月山への連山 
 
釣鐘山・石切山 久安寺川沿い吉田町付近から     釣鐘山・石切山・猪名川 木部から 
コース  
  能勢電平野駅(9:30/10:00)〜川西市3級基準点(10:35/10:41)〜舎羅林山(10:50/11:01)〜
  伏尾台中央公園(11:45/昼食/12:06)〜吉田橋〜木部〜能勢電絹延橋駅(13:04)
  歩行:約8km/約2時間30分 

地 図  広根(南西)
天 候  曇り 
参加者 1名 ハイキング参加者推定300名 
実施日 2005.03.03