星のブランコ
MRC主催岳修会
ほしだ園地 (地図の読み方・セルフレスキュー)
 
 MRC主催の岳修会に参加した。
今回は地図を読みながらほしだ園地の決められたコースを正しく歩く実習と、怪我や病気トラブル時の対応についてセルフレスキューの勉強と実習をした。
 オリエンテーションを受けた後、参加者は3組のグループに分かれて地図を読みながら出発した。ピトンの小屋までは一本道で間違うことがないが地図を確かめながら進む。ピトンの小屋で小休止をして、地図の見方を復習。これから本格的なコースに入る。星のブランコの下に来たとき沢と小道がたくさんあり選択を間違うと後の行程が大変だ。地図と現場をにらめっこして沢の道をあがる。急な沢を登り横切って急斜面を登りきると星のブランコ南詰に出る。現在位置とコースを確認する。星のブランコを渡って先に進む。渡りきったところから右手の尾根に取り付く。
 少し先にピークがあり哮峰(たけるがみね)標高187.8mに到着。北緯34度45分13秒、東経135度41分15秒。往路を戻り次の峰へ進む。展望台がありそこのピークが南谷山(なんだんやま)で標高190mだ。位置は、北緯34度45分20秒、東経135度41分4秒。ここで道を間違えて北方向に尾根を行く。星田妙見方面が開け景色はきれいだった。後方から声をかけて全員戻って来たので正しい道を先に進む。日南山(ひなみやま)標高188mを通過。菖蒲が滝山標高213.5m北緯34度45分10秒、東経135度40分54秒に到着。ここで西東の方向を間違い、急な尾根道を下る。先頭はお寺まで行ったようだ。声をかけても届かないのでかなり下って連絡がとれる。急斜面を息を切らしながら登り返して正しい道に戻る。白峯を経てやまびこ広場に到着。ちょっと緊張の続く地図読み研修だったが大変有意義だった。
 あえてリーダーを決めないで歩き始めたが、メンバーは声の大きい人に着いていくことが立証できた。地図を見ていても声の小さい人は無視される傾向にある。いつも地図を見て歩いている人意外は、実践が伴わないため誰かに着いていくしかないようだ。日ごろの山登りでも、全員地図を見ながら歩く習慣をつける必要がありそうだ。
 午後はほしだ園地の小さな広場でセルフレスキューの講習会と実習を行った。RICE処置について、搬送実習、テーピングなど、講習と実技を行った。この程度だと現実に出会ったとき対応はできないかもしれないが回数を重ねることが重要だろう。
 
バーベキュー広場でオリエンテーショオン         地図を見ながら出発 
 
星のブランコ南詰で現在地、コースの確認        哮峰山頂にて 
 
南谷山山頂                           南谷山よりの展望 
 
日南山山頂にて                       菖蒲が滝山にて 
 
白峯山頂へ最後の登り                   やまびこ広場に到着 
 
セルフレスキューの講習会 
コース  
  京阪私市駅(9:00)〜星の里いわふねバーベキュー広場(9:08/オリエンテーション/9:15)〜
  ピトンの小屋〜星のブランコ南詰(10:33)〜哮峰(10:55)〜南谷山(11:14)〜日南山(11:25)〜
  菖蒲が滝山(11:43)〜白峯(12:09)〜やまびこ広場(12:27/昼食/13:25)〜
  広場(13:40/セルフレスキュー講習会/14:50)〜ピトンの小屋〜京阪私市駅 

地 図  枚方 
天 候  晴れ 
参加者 18名 
実施日 2005.03.16