油こぶし 油こぶし展望広場にて |
三角点探訪 |
油こぶし 六甲高山植物園 坊主山 六甲ケーブル下〜油こぶし〜六甲高山植物園〜油こぶし〜坊主山〜御影駅 |
六甲高山植物園が3月に開園になったので出かけてみた。いつものパターンで油こぶしを登り行くことにした。天気のいい日は続いていて今日が最後との情報で出かけたが午前中は少し天気が悪い状態が続いた。 阪急六甲駅からバスでロープウエイ下駅まで行きここから歩いた。ゆっくり歩いて1時間弱で油こぶしに到着。油こぶし展望広場からはあいにく曇っていて景色は好くなかった。山頂に当たる油こぶしを過ぎると道は緩やかになりほどなくロープウエイ上に到着した。寂れた別荘地、休みなのかクローズドのゴルフ場の中を通過して六甲高山植物園に着いた。係りの方によると今年は寒さが強くあまりお花が咲いていないので恐縮しておられたが結構入園している。とりあえず昼食にして園内をまわる。ザゼンソウが一番目を目をひいた。その近くにバイカオウレン、わさびの花が咲いていた。福寿草は少し時期が過ぎているようだ。マンサクは昨年より花が少ない感じで少し寂しい。4月に入らないと花たちの季節は来ないようだ。帰路は来た道を引き返し、油こぶしに戻った。 ここから直接ケーブル下に降りるつもりだったが坊主山の案内があったので行ってみることにした。油こぶしを巻くように渦が森への道を行くと、渦森台を経て御影山手の案内がある。この標識横に山に登っていく感じの道がある。この上が坊主山と思って登ってみたが違っていた。山頂には2基の送電線鉄塔があり、見晴らしがいい。標高は推定450mぐらいと思われる。ここに建設省六甲砂防工事事務所の2級基準点が設定してあった。 坊主山は足元に見えるかなり低い円錐形の山だと分かったので下った。尾根道はよく整備されているので歩きやすい。鞍部からの展望もそこそこ良い。登り返してピークが坊主山だ。標高は376mでここにも鉄塔が建っている。よく見ると坊主山のある大小の連続したピークに鉄塔が立っていて、麓にある新神戸変電所に送電線がつながっているのだ。変電所近くまで下ると「国宝・桜ヶ丘銅鐸・銅戈」出土の地の標識があったが詳しい説明がなかった。急なアスファルト道を下り阪急御影駅で今日の歩きは終了した。 (参考) 「国宝・桜ヶ丘銅鐸・銅戈(どうたく・どうか)」出土品は、神戸私立博物館の展示してあるそうだ。 銅鐸は全部で14個と銅戈7本(桜ヶ丘で土砂採集作業中に一ヶ所から出土した)。 |
コース 阪急六甲駅(10:35)=六甲ケーブル下駅(10:49)〜油こぶし(11:47)〜ケーブル山上(12:10)〜 ゴルフ場(12:25)〜六甲高山植物園(12:40/昼食・鑑賞撮影/13:25)〜ケーブル山上(13:52)〜 油こぶし(14:13)〜渦森台分岐(14:53)〜P450(14:56)〜坊主山(15:14)〜 銅鐸出土の地(15:29)〜新神戸変電所〜阪急御影駅(16:00) 天 候 曇りのち晴れ 参加者 1名 実施日 2003.3.20 |