藤原岳 大貝戸より
MRC主催
藤 原 岳 標高1140m
 
MRC主催の花の藤原岳例会に参加した。昨年は5月15日に登ったが福寿草の咲くころに再訪を決めていた。
 大阪枚方を7時過ぎ貸切りバスで出発、一路藤原岳に向かった。10時前に登山口に到着。藤原町も平成の大合併でいなべ市になっていた。今年のコースは大貝戸登山道を往復するコースだ。登山口に新たに藤原岳登山口休憩所が建設されていた。まだ完成していないようであるがここで出発準備。リーダーの先導でゆっくり上がる。
 藤原山荘まで一合目、二合目の標識があるので一合、一合確かめて登る。五合目で小休止して八合目に到着。八合目は聖宝寺道と合流する。12時前なので行動食を食べる。八合目を過ぎると福寿草を見ることができるはずだ。楽しみながら一歩一歩登る。残雪があちこちに見え始めるころに福寿草のきれいな花も近くに見れるようになった。所々に群生している感じだ。九合目付近はお花畑のように咲いていてすばらしい。
 やがて藤原山荘に到着。山荘の周りはすばらしい福寿草のお花畑になっている。昼食を済ませ昨年ガスで見ることができなかった展望台に登った。熊笹の中の雪解けで泥んこになった道を歩く。体全体に泥跳ね状態で、山頂に到着。
 通常の山では山頂とか頂上といったところだが藤原岳はその表示がなく展望台になっている。藤原岳は藤原山荘のあるピークと展望台のあるピークと天狗岩さらに北の頭陀ヶ平までを云うのだろうか。藤原岳の標高は展望台のあるピークで示しているようであるが、1120mと表示してあったが1140mとも云われている果たしてどうなんだろうか。八日市市山の会が建てた白い角柱標識には「藤原岳山頂1120米」と示されている。地図の等高線を数えてみると1140mのように思える。ちなみに藤原山荘北側のピークが1128m、展望台が1120m、天狗岩が1171m、頭陀ヶ平が1143.4mで二等三角点になっている。展望台からの眺めは西側と北が開けている。近くの山では天狗岩の向こうに御池岳がきれいに見える。泥んこ道を慎重に下り藤原山荘で小休止をして下山にかかる。
 福寿草の咲いている八合目までは雪解けで泥んこ道だ。足元に細心の注意をしながら福寿草に名残をしのんで下山する。きれいなお花を見るには厳しい環境だ。八号目からは一般道なのでどんどん下る。四合目で小休止をして後は一挙に下る。
 全員無事下山し、バスで枚方に戻った。今回は岐阜の方がリーダーで道案内を親切にしていただいて感謝感激だ。昨年行けなかった展望台や見ることができなかった福寿草は、すべて実現し楽しい山旅になった。リーダーならびにお世話いただいた方とお天気に心から拍手を贈ります。ありがとうございました。
 
建設中の藤原岳登山口休憩所にて             一合目 
 
八合目を過ぎると残雪が見られる              福寿草 
 
福寿草                               九合目近く 
 
九合目を少し上がったところ                  福寿草 
 
福寿草                               福寿草が群生している  
 
藤原山荘より望む展望台のピーク              藤原岳展望台にて 
 
藤原岳展望台よりの展望 右端から天狗岩、御池岳 
 
藤原岳展望台                          御池岳1247m(左)と藤原岳天狗岩1171m 藤原岳展望台より 
 
藤原岳展望台下りより藤原山荘を望む           福寿草 
コース  
  枚方(7:20)=<バス>=藤原岳観光駐車場(9:50)
  駐車場(10:00)〜大貝戸道登山口(10:10)〜二合目(10:32)〜三合目(10:43)〜四合目(11:00)
  〜五合目(11:10)〜六合目(11:24/11:30)〜七合目(11:40)〜八合目(11:53/行動食/12:07)
  〜九合目(12:24)〜藤原山荘(12:56/昼食・観察/13:19)〜展望台(13:40/13:51)〜
  藤原山荘(14:07/14:15)〜八合目(14:49/14:54)〜四合目(15:20/15:29)〜
  大貝戸登山口(15:57)〜駐車場(16:07/16:23)=<バス>=枚方(20:00) 

地 図  竜ヶ岳(北東)
天 候  晴れ 
参加者 24名 
実施日 2005.04.06