仏徳山・朝日山(右) 宇治川より |
三角点探訪 |
仏徳山標高131.8m 朝日山標高124m 喜撰山標高416.0m |
4月3日に行われた朝日・五私鉄リレーウオークで宇治を歩いたが桜がつぼみでもうすぐだなと話していた。ちょうど天気も良いし桜も満開のころなので、宇治川、仏徳山と朝日山に加え喜撰山に登った。京阪宇治駅を降りると花見客でいっぱいだ。早速宇治川に沿ってお花見をかねて仏徳山、朝日山の写真を撮った。宇治橋辺りから中ノ島辺りでお花見を楽しんだ。中ノ島の桜が映えて仏徳山、朝日山がきれいに見えた。 朝霧橋を渡り宇治神社から宇治上神社を経て九十九折の道を汗しながら上がる。上がり切ると仏徳山展望台に着く。展望台からは宇治市街の大パノラマを見ることができる。少し上がって山頂になり標高131.8mに三等三角点がある。 少し下り登り返すと朝日山に着く。朝日山は標高124mで朝日観音がお祀りしてある。五輪塔のところから市街地を展望することができる。東海自然歩道に入り志津川に下る。ここから遊歩道がないので車道を延々と歩くことになる。池尾集落があり車で登り口まで行くことはできる。 志津川に沿ってしばらく行くと神女神社があり志津川の支流に沿って歩く。送電線をクロスして川沿いに行くと送電線に近づく。この辺りに工事の残骸があるが宇治発電所導水路工事の痕なのだろうか。送電線を左にクロスし、右にクロスすれば坂を登りつめ鉄柵が見えてくる。柵の中は喜撰ダム湖で中に入ることはできない。鉄柵の角に手書きの案内「喜撰山・洞」がある。柵に沿って入ると急な尾根道になりやがて緩やかになる10分ほど緩急のある尾根を登ると分岐になる。直進すれば喜撰山山頂、右に下れば喜撰洞だ。喜撰洞に先に行って見ることにした。 道を間違えたかと思うほど下っている。数分で突き出た岩に到着した。ここが喜撰洞だろうか。表示はないが岩の割れ目(洞窟)の中にお坊さんの形をした石像があった。この石像が喜撰法師で9世紀後半(平安時代)の六歌仙の一人。この山は宇治山と呼ばれていたそうだが喜撰法師が住んでいたことから喜撰山とも言ったとか。 百人一首 「わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいうなり」 (喜撰法師) 分岐に戻って尾根道をさらに上がると山頂に着く。 喜撰山は標高416.0mで三等三角点になっている。雑木林で山頂からの展望は全く望めない。眼下に喜撰ダムがきれいに見えれば最高なのだが残念だ。山頂に喜撰洞の案内があったので先に進んでみた。案内札が付いているがかなりの急斜面だ。下りつくと先ほどの反対側に出た。再度喜撰洞の前を通り分岐に戻り下山した。50分ほど登ってきたアスファルト道を下る。小鳥がさえずり、山は新緑が目に付いてきて活き活きしている。志津川に下り集落を抜けて天ヶ瀬ダム下に着く。天ヶ瀬吊橋を渡り、宇治川左岸を下る。花見客のマイカーで道は渋滞していてにぎやかだ。川沿いには花見客がいっぱいでここもにぎやかだ。お花見と三角点探訪と楽しい一日を過ごすことができた。 |
コース 京阪・宇治駅(11:15)〜<宇治川河畔写真撮影>〜宇治神社(11:45)〜宇治上神社(11:47)〜 仏徳山展望台(12:00/12:15)〜仏徳山三角点(12:18)〜朝日山(12:28)〜 志津川(12:46)〜神女神社(12:56)〜喜撰ダム湖(13:35)〜喜撰法師洞(13:48)〜 喜撰山(14:00/14:10)〜喜撰ダム湖(14:23)〜志津川(15:07)〜 天ヶ瀬ダム下(15:20)〜天ヶ瀬吊橋(15:24)〜<宇治川河畔撮影>〜宇治駅(16:14) ●約15キロ 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2005.04.09 |