小塩山 正法寺にて |
カタクリ鑑賞 |
小 塩 山 標高642m |
カタクリの時期になり今年も可憐な花を見たくなり小塩山に出かけた。調べてみるとちょうど昨年と同じ日になった。昨年は少し遅かったが今年はベストのようだ。阪急東向日駅から阪急バスで南春日町への予定だったが、電車が到着したころバスは出てしまった。少し待って小塩から善峰寺行きに乗り灰方で下車して歩き始めた。南春日町に着く頃バスは引き返してきた。東向日駅を1分ほど遅らせてくれればここまでバスで来れたのに・・・。 集落を抜けて山に向かって歩く。突き当たりに天皇陵道の標識がありそれに沿って進む。少し行くと正法寺になり桜が満開で境内はすばらしく綺麗だ。お寺の上に見える小塩山の写真を撮って竹薮の道を歩く。途中竹の子堀をしている方に聞くと余り豊作ではないとのことだった。日当たりのいい尾根道を上がると小さな広場があり、見晴らしが良いところがある。お腹もすいたのでここで小休止をして昼食にした。しばらく明るい尾根道を行くとやがて鬱蒼とした森林になる。森林の中を行くとやがて金蔵寺への分岐を通過し、ひと登りするとガードレールが出てくる。 車道を2回横切って上がると小塩山山頂周辺に着く。今日の目的のカタクリはNTTアンテナ直下に、昨年のとおりたくさん咲いていた。ボランティアの西山自然保護ネットワークの皆さんは大忙しのようだ。丹精込めて保護されたきれいなカタクリを有難く楽しませていただく。話を聞くと数日前まではほとんど咲いていなく昨日今日でパーと咲いたようだ。白い色のカタクリも昨年咲いていた位置とは少し違っていたが見つけることができた。ギフチョウも飛び交っていたが写真に撮ることはできなかった。NTTアンテナより少し下にも群生しているので尾根を少し下がり行ってみた。ここもすばらしいカタクリを見ることができた。ここにはミヤマカタバミがカタクリの間にたくさん咲いていた。斜面をかなり下るとニリンソウが咲いているとのことだったが見送って山頂に戻った。山頂にはNHKのアンテナがあり、小塩山の山頂とされている淳和天皇陵がある。昨年は行っていないのだが山頂からさらに西に進み少し下ったところにカタクリの群生地があった。カタクリの花はここも可愛く咲いていた。カタクリに後ろ髪ひかれる思い出ふんぎりをつけて下山した。 |
コース 阪急東向日駅(10:45)=<阪急バス>=灰方(11:00)〜南春日町(11:16)〜 天皇陵道登山口(11:23)〜正法寺(11:27/11:31)〜小広場(11:53/昼食/12:03)〜 金蔵寺分岐(12:20)〜小塩山(12:40/散策/14:42)〜金蔵寺分岐(14:56)〜小広場(15:06)〜 正法寺(15:27)〜南春日町(15:35/15:38)=<京都市バス>=阪急桂駅(16:06) 地 図 京都西南部 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2003.4.15 |