須磨アルプス 高取山より |
三角点探訪 |
高 取 山 標高328m |
三角点探訪に高取山に行った。六甲全山縦走の須磨アルプスの次にくる山だ。神戸地下鉄で妙法寺で降りる。正面に高取山が見える。県道に出て右に進むと妙法寺の石柱のある交差点に出る。この交差点を左に曲がり妙法寺小学校横を上がるのだが、一旦右に折れて妙法寺にお参りする。妙法寺の境内より蔵の上に高取山を見ることができる。交差点に戻り先に進む。住宅街の中を「六甲全山縦走路、縦走コース」などの小さな道標を角々で確認しながら歩く。 小さな公園になりこの角が登山口だ。登山道は低山ながら岩肌が出て厳しさがあり面白い。登り始めると横尾山、高尾山が団地の向こうに見える。一汗掻いたところでベンチに到着。以前は展望が良かったのだろうが今は雑木であまり展望は良くない。さらに10分ほど上がると荒熊神社に着く。荒熊神社にお参りして神社横のピークに上がる。 ピークにはNHKのアンテナと、三角点がある。三角点は三等三角点で標高319.9mだ。展望は最高で神戸市街の大パノラマ、須磨アルプスの全容などを望むことができる。荒熊神社から少し尾根道を行くと高い階段下に着く。この上が高取山の山頂だ。階段を上がっていくと高取神社奥宮になるが山頂は八百万の神様がお祀りしてある。山頂には「高取山頂之碑」が建っていて標高328.8m、緯度経度など記されている。階段下の高取神社本殿にお参りして六甲縦走路に戻ると、目先に灯籠があり寄ってみた。この灯籠は「大灯籠」と呼ばれ、明治43年建立より灯明は絶えることがなかったが大東亜戦争で消灯。平成元年「平和の灯」として再点灯したが平成7年兵庫県南部地震により点灯部が崩壊した。平成13年高取神社御鎮座千八百年記念事業として再建復興したそうです。大灯籠の足元に3級基準点、六甲砂防工事事務所があった。ここから三角点ピークの眺めが良い。六甲縦走路に戻り、道なりに下山する。茶店を過ぎると白川大明神、さらに石段を下ると、茶屋になり、やがて山道を行くと展望所になる。その先に稲荷神社、民家の中を下れば高取神社参拝口に出る。長田神社にお参りして帰途に着いた。振り返ると、高取山は神様の山のようだった。 |
コース 神戸地下鉄妙法寺駅(10:30/10:33)〜妙法寺(10:46/10:51)〜登山口(11:09)〜 ベンチ(11:23)〜高取山三角点・荒熊神社(11:35/11:55)〜 高取山山頂・高取神社奥宮・高取神社・大灯籠(12:00/昼食他/12:31)〜 白川大明神(12:43)〜展望所(12:50)〜高取神社参拝口(13:01)〜長田神社(13:13/13:20)〜 高速長田駅(13:28) 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2005.05.04 |