正木嶺の白骨林 |
友歩会 準例会 |
大台ケ原山 日出ヶ岳 標高1694.9m |
友歩会2005年5月準例会として大台ヶ原山に行った。マイカーでの登山のため限られた参加者になった。 大阪を早朝6時過ぎに出発。道の駅當麻で2台合流して吉野から国道169号線で新伯母峰トンネル手前から大台ケ原ドライブウエイを走る。10時ごろ大台山上駐車場に到着。早速支度をして日出ヶ岳に向かう。少し汗をしたところで展望台に到着。日出ヶ岳と正木ヶ原への分岐だが今はここに展望台ができている。展望台から少し寂しくなった日出ヶ岳が左に見える。ここから山頂まで木道になっている。 日出ヶ岳は木々が少なくなり、木道だけが目に付くちょっと悲しい山容になっていた。標高は1694.9mで一等三角点になっている。山頂には展望台があり360度の大パノラマだ。しかし正木ヶ原方面の景色は少し見るのがつらい感じを受けた。分岐の展望台まで戻り、正木ヶ原に向かう。ここも木道になっている。1968年に来たときにはうっそうとしていて緑と苔が感動を呼んだことを覚えている。 正木ヶ原あたりから坊主頭の正木嶺を望むのは悲しい。元のような姿になるには何百年もかかるのだろう。鹿とご対面した後、神武天皇像を経て大蛇ーに向かう。大蛇ーへの道に石楠花が美しく咲いていた。 大蛇ーももっと緑があったようだが、今の時期にしては緑が少ない印象を受けた。大蛇ーで景色を楽しんだ後軽く昼食にし、シオカラ谷に下った。途中は石楠花の群生があり、目を楽しませてくれた。道沿いに咲いた石楠花は圧巻だった。シオカラ谷吊橋を渡り登りかえして元の駐車場にに戻った。今回久しぶりに訪問して懐かしい苔の世界には会えなかった。緑の木々がなくなり白骨の林になって残念だ。ところどころの防護ネットをみて管理されている方々の努力が報いられるよう祈るばかりだ。 大台ケ原を周遊した後、小処温泉に下った。ひなびた山奥の温泉だがゆったりくつろぐことができた。温泉の後は明日登頂する大普賢岳に備えて和佐又ヒュッテへ向かいここのロッジで泊まった。 |
第2日目 和佐又山・大普賢岳に続く |
コース 大阪(6:00)=<車>=道の駅當麻(7:00/7:30)=大台山上駐車場(10:00/10:08)〜 展望台(10:36)〜日出ヶ岳(10:46/11:03)〜展望台(11:06)〜正木嶺(11:13)〜 正木ヶ原(11:30)〜尾鷲辻(11:41)〜牛石ヶ原(11:55)〜大蛇ー(12:05/昼食/12:40)〜 シオカラ谷吊橋(13:16)〜大台山上駐車場(14:00/14:19) =<車>=小処温泉(15:07/温泉入浴/15:45)〜和佐又ヒュッテ(16:37) ●約7km 天 候 晴れ 参加者 3名 実施日 2005.05.19 |