津田山山頂にて
友歩会 定例会
長命寺山 標高333m 津田(奥島)山 標高424.7m
近江八幡駅〜長命寺〜長命寺山〜津田山〜天之御中主尊〜国民休暇村〜近江八幡駅
 
 友歩会2005年5月定例会で近江八幡の奥島山に行った。
奥島山はかつて島だったそうで西国三十三札所三十一番の長命寺で知られている。長命寺の後には長命寺山標高333m、さらに北には津田山標高425mが続いている。
 大阪から新快速で近江八幡へと向かう。長命寺行きのバスの乗り継ぎ余裕が少ない。電車は定刻到着でバスに余裕で間に合った。バスは干拓地の色づいた小麦畑沿いに走る。長命寺に近づくと長命寺山、津田山が小麦畑の黄色とマッチして美しい。長命寺バス停で支度して出発。
 早速本堂まで808段の石段を上がり、お参りを済ませ少し下の駐車場に下る。折角長命寺に来たのでゆっくりしたかったのだが、制約があったため先を急いだ。実は国民休暇村の温泉に入るためだ。午後2時までに受付しないと入れてもらえない制約だった。そんなわけで今日は時間を気にしながらの行程になった。駐車場に続く大きなカーブのところに登山口がある。緩やかな登りをしばらく行くと長命寺山への分岐がある。右手に折れしばらく登ると長命寺山の山頂に着く。
 山頂は樹木が茂っていて見通しは全くない。大きな岩があったが山頂の証だろう。分岐まで戻って長命寺山を巻くように進み、尾根伝いに下る。下る途中から津田山が見え隠れするが登りかえしの道はきつそうだ。鞍部に下りかなりきつい坂を上る。汗をしたところで大きな岩がたくさんあり山頂を思わせる。
 大岩を超えてさらに進むと鳥居があり、天之御中主大神岩座がお祀りしてある。その奥に津田山の山頂があり、標高424.7mに三等三角点がある。展望は望めないが西側にほんの少し下ると電波反射板があり、ここから展望を楽しむことができる。山頂を後に少し下ると大きな岩がある。天之御中主尊と案内されている。
 この前が開けていて沖島も見えるので、ここで昼食にした。午後は午前中の約2倍の距離を歩くことになるが下りが主だ。草花を見ながら国民休暇村へと急ぐ。受付終了の1時間前の13時に到着することができた。早速温泉につかってゆっくりする。帰りのバスが15時半までないので間を持たすのが大変だ。有名な財団法人が経営しているので利用者には融通が利かない。風呂上りにビールでも飲もうと思ってもレストランは1時30分で容赦なく閉店。仕方なく自販機でビールを購入し、宮ヶ浜で静かに飲む。折角遠いところまで来たのだからもう少しリッチでもいいのに。残念。財団法人だから仕方がないか。バスを待って往復1170円は高いバス代を払って近江八幡駅に戻る。
 今回は琵琶湖を望みながら宮ヶ浜の湯につかってゆっくりくつろごうと大いに期待していたが今ひとつだ。次回の入浴200円割引券をもらったが、日帰り温泉をいうのであればせめて3時なり4時なりの時間まで、温泉に入れレストランで食事ができるようにすべきでしょう。財団法人だから仕方がないか。
 
長命寺山(左)と津田山(右)島町辺り、バス車窓より  長命寺本堂まで808段の階段を登る 
 
健康長寿の観音さん碑                    長命寺山登山口 
 
長命寺山 山頂にて                      津田山への登り 
 
津田山 山頂付近の大岩                   津田山山頂 天之御中主大神岩座の鳥居 
 
津田山 三等三角点                     天之御中主尊 
 
沖島を望む 天之御中主尊より                タツナミソウ(シソ科) 

 
シダの幾何学模様                       国民休暇村近江八幡(東館) 
 
国民休暇村前の宮ヶ浜から沖島の展望 
コース  
  大阪(8:00)=<新快速>=高槻(8:15)=京都(8:28/8:29)=近江八幡(
9:03/9:10)
  =<バス長命寺行き>=
長命寺バス停(9:32/9:37)〜長命寺(9:52)〜登山口(10:02)〜
  長命寺山分岐(10:18)〜長命寺山(10:24/10:30)〜
長命寺山分岐(10:34)〜津田山(11:00/11:10)
  天之御中主尊
(11:21/昼食/11:55)伐採地(12:15)〜休暇村分岐(12:53)〜
  国民休暇村(13:03/入浴/15:26)=近江八幡駅(16:06)=
京都=大阪  約6km

天 候  晴れ 
参加者 11名 
実施日 2005.05.28