大峰山 下町バス停より |
三角点探訪 |
大 峰 山 標高506.4m 道路元標 宇治田原村 |
もうすぐ梅雨期に入るので三角点と道路元標を訪ねて宇治田原町に出かけた。京阪宇治駅から京阪宇治交通でかなり大回りした路線のバスに乗り宇治田原町の「ね田」で下車した。まず登山口の宇治田原中央公民館を確認後、宇治田原村道路元標の探索に出かけた。荒木という集落から岩山集落まですぐだと思っていたが結構距離があった。文化センターを過ぎ、更に同じくらい歩くと岩山の交差点に着く。交差点に道路標識がありその横に宇治田原村道路元標、お地蔵さんが並んでいる。道路元標はかなり深く埋められており宇治田原から下の文字は見えない。きれいに管理されているのを見て大峰山に登るべく登山口へと移動した。 |
宇治田原中央公民館に戻り、公民館の左手を巻くように進むと田原天皇社の燈篭標石がある。ここからまっすぐ山手に上がる。民家を過ぎると右手に下草を刈り手入れした田原天皇社旧跡がある。林道角に登山口の標識がある。標識には天皇・宮の上散策路と記されていて。散策路を入るとすぐ堰堤があり、右手に巻いて上がると道幅が広くなり更に進む。道が狭くなり、大きな岩が迫っていて右岸左岸と渡り歩く。宮の上の標識が出てくる。直進には橋も架かっているので一見まっすぐ行きたくなる。標識に従って右に折れると階段道になる。急な階段を登りきると広い草の生えた林道に出る。しばらく登ると「山の日のつどい記念」の表示がある。このあたりを宮の上と呼ぶのだろうか。斜めにつけられた傾斜道を登ると、眼下に宇治田原市街が一望でき、ツーカーホンのアンテナがある。道は今までより良くなり緩やかな登りを進むと、ピークP392に着きここに送電線鉄塔が建っている。その前に関西デジタルホン、道の右側にNTTドコモのアンテナがある。まもなく舗装道路になりゲートがある。ゲートを越えると大峰山林道に出る。車の往来がない林道を上がっていくとピークと思われるところに林道工事されていて左上が山頂のようだ。登ってみるとNTTドコモのアンテナがあり大峰山の山頂ではなさそうだ。引き返して林道を更に進む。右手に登るアスファルト道があり車止めがある。端からこの道を登ると先ほどのドコモアンテナへの道路だ。 最高点に向かって歩く。このあたりが山頂のはずと思い右側を探すと木々の間に三角点を見つけた。山頂のイメージは全くなく、展望も全くない。標高は506.4mで二等三角点になっている。下山途中NTTドコモアンテナのゲート前で遅い昼食にした。午後は荒木山を越えて下山を予定した。林道に戻り、地図位置に合う林道に入った。そろそろ荒木山の手前のピークに出る筈だが下っている。林道のどこかに取っ付きがあると思っているうちにどんどん下り送電線が見えてきた。荒木山は右手に見え隠れするピークらしい。あきらめて林道を下山しようと思いそのまま下った。しかし林道は突然行き止まりになった。途中左下に行く分岐があったが深追いせず出発点まで戻った。40分のロスタイムになった。3時前になったので時間的に荒木山への挑戦は無理と判断した。確実な道の大峰山林道を大回りして帰途に着いた。途中犬がたくさん飼っている場所を通過するのは、かなり勇気がいった。数十頭の犬に吠えられると恐怖が走る。その次にサーキット場のようなところがあり近畿スポーツランドと書いてあった。どんどん歩くが緩やかな下りでなかなか下に降りない。途中天瀬ダムで川幅がかなり広くなった宇治川を下に見る。その後、神明神社から車道を離れショートカットして高尾地区に下る。さらに30分車道を歩き下町の到着。バスはほぼ1時間に2本だが16時の時間帯のみ1本で40分待ちだ。25分程の待ちで新田辺行きがあったのでそれで帰ったがかなり遠回りだった。今日は荒木山に行けなかったが機会があったらリトライしてみたい。なぜなら下町バス停から見る大峰山は実際、荒木山で大峰山のピークは見えなかったからだ。 |
(注) ね田 :贄田(ねだ) コース 京阪宇治駅(10:47)=<京阪宇治バス>=ね田バス停(11:15) ね田(11:16)〜<宇治田原村道路元標探訪>〜宇治田原中央公民館(12:06)〜登山口(12:10) 〜宮の上(12:30)〜P392送電線鉄塔(12:47)〜林道大峰山線出合(12:57)〜 大峰山取付分岐(13:33)〜大峰山(13:42/昼食/14:00)〜荒木山取付分岐(14:08)〜 林道終点(14:30)〜荒木山取付分岐(14:48)〜近畿スポーツランド〜神明神社(15:35)〜 高尾(15:40)〜下町バス停(16:10/16:37)=<京阪宇治バス>=近鉄新田辺駅(17:05) ●約15km 地 図 宇治 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2005.06.06 |