鷲峰山空鉢峰 宝篋印塔 |
MRC主催 岳修会 |
鷲 峰 山 標高682m |
MRC主催の岳修会(安全登山の研修会)で鷲峰山に参加した。あいにく雨の降る中の登山になった。京阪宇治駅からバスで維中前(いちゅうまえ)に向かう。維中前で身支度をして案内標識に従って歩き始める。このコースはバス停から鷲峰山まで要所に案内標識があり標識を見て行けば迷うことはない。車道を山手に向かって歩いて行くと不動寺の真新しいお堂がありここで小休止した。 お堂の右手には信西塚があり少し先の左に大道神社がある。しばらく行くと右手に標石がありその向こうに「鷲峰山金胎寺」、「北山上元行者」の石柱が建っている。5分ほど行くと「5丁」の標石があり整地された広いガラ場道になる。以前1996年に来た時にはすごい道でVカットされた荒れた道だったような記憶をしている。15分ほどで古い休憩小屋に着きしばらく休憩する。さらに45分ほど同じような道を登ると立派なトイレと休憩所がある広場に到着する。ここから舗装道路になり東海自然歩道になっている。 金胎寺(こんたいじ)参道に入り山門を見送って本堂、多宝塔(重文)から山頂に登る。山頂は鷲峰山の最高峰で空鉢峰(くうはちのみね)といい、標高は682mだ。山頂には重要文化財の宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。展望もあるそうだが生憎の天気で何も見えない。鷲峰山の読みは、じゅぶせん、じゅうぶせん、じゅうぶさん、しゅうぶさん、じぶさん、じぶせんともいわれる。 鷲峰山は7世紀末ごろ役小角によって開かれたと伝えられている。 金胎寺を中心に山岳霊場の地で行場もある。奈良の大峰山に対して北の大峰山として栄えたとのことだ。一等三角点のある峰、釈迦岳に行きたかったが団体行動なので残念し次の機会に譲ることにした。金胎寺に戻り昼食休憩の後、岳修会に参加した。 雨天でなければ行場で登下降の実技を行う予定だったが、休憩所をお借りしての座学になった。 座学を終了して金胎寺にお礼をした後、少し山を下ってツエルトの張り方使い方の実技を行った。 予定していた行場に行けなかったのでゆっくり原山に下山した。途中原山の茶畑や山のガスが上がる模様がすごくきれいだった。バスを1時間ほど待ってJR木津駅に戻った。雨の中の行動だったが結構楽しく過ごせた。 |
コース 宇治(8:17)=<京阪宇治交通バス>=維中前(8:45) 維中前(9:00)〜大道神社(9:35/9:46)〜休憩所(10:15/10:25)〜 東海自然歩道出合(11:00/11:10)〜金胎寺山門(11:38)〜空鉢峰・宝篋印塔(11:44/11:52) 〜金胎寺(11:56/昼食・岳修会T/13:15)〜岳修会U〜原山(14:30/15:30) =<奈良交通バス>=JR木津駅(16:20) 地 図 宇治・朝宮・笠置山 天 候 雨 参加者 19名 実施日 2005.06.11 |