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三郎ヶ岳山頂 |
三角点探訪 |
高城岳(山) 標高810m 三郎ヶ岳 標高879.0m
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梅雨に入っても雨がなかなか降らない日が続いている。
昨夜雨が降ったが来週から降りそうな予報なので曇り空だったが出かけてみた。
近鉄榛原駅からバスで高井まで向かう。春にこの間を歩いたが1時間弱車道を歩くのは辛いのでバスにした。
バスを降り道標にしたがって歩く。仏隆寺までは車道を歩くので変化がなくあまり楽しくない。
仏隆寺近くに来ると尖った山や仏隆寺の裏山に特徴があり足取りも少し軽やかになる。
バス停から30分ほどで仏隆寺に到着した。仏隆寺には春にお参りしたので今回は先を急ぐことにした。
道標の高木岳の案内にしたがって右手の道を行く。三郎ヶ岳や高木岳の案内標識に従って集落を過ぎ、
ログハウスの別荘を通過すると峠にさしかかる。
小峠でここが登山口になっていて、高木岳・三郎ヶ岳の案内標識が立っている。
尾根道を登り続けるとだんだん急坂になり、クサリのある岩道を登り切ると甘い香りがしてきた。
高木岳の山頂に到着だ。甘い香りはササユリでたくさん咲いていた。
高木岳は標高810mで山頂には祠と休憩所がある。あいにく曇りで見渡せないが南側が開けている。
榛原町の案内板には高城山(たかぎやま)と記され榛原町で4番目に高い山、頂上から町内の山々はもちろん
生駒、葛城・金剛、吉野の山々も一望できるとある。
毎年5月3日には高木岳祭りがあり、登山者の安全祈願、豊作祈願が行われるとのことだ。
東へ尾根伝いにピークを2つ越えて急坂を登り切ると三郎ヶ岳に着く。
三郎ヶ岳は標高879.0mで二等三角点になっている。山頂は広く展望は良さそうだがあいにくの曇りでだめだ。
今越えてきた高木岳は足元のしっかり見える。袴ヶ岳も三角錐のきれいな形を見せている。
下山は南側から鎖のついたかなり厳しい急坂を下る。坂もゆるくなったところで石仏の標識が出てくる。
先に行ってみると岩壁に磨崖仏がある。元に戻り更に下ると鞍部に出、突き当りに小屋がある。
小屋の左を血原方面に下る。折りしも参道の工事中で木々が伐採され道をふさいでいる。
やがて、ブルドーザーが動き道を作っていた。地元の方が勤労奉仕で作業中だそうでもうすぐ完成だそうだ。
工事中の泥コネ道を下り切ると林道に出る。林道に出るときれいな紫陽花がたくさん咲いていてほっとした。
更に下ると舗装道路に出た。ここまで来ると登るとき十分あった標識がほとんど見当たらなくなった。
民家もあり道もきれいなので安心してその道を下った。地図から見ると方向がおかしく間違えている感じだ。
民家のあった場所まで戻り再スタートする。この間約30分のロスタイムとなった。
今度は道を下らず、山に突き当たるように進んだ。草が茫々で怪しげな感じだが伊勢本街道の表示が出てきた。
これで行けそうだという感じがしたので峠方向に向かって登った。峠について石割峠の標識がありほっとした。
ここからは諸木野の集落を抜け、小峠まで戻り朝来た道を戻った。
少し疲れたが仏隆寺から高井バス停に戻った。バスの時刻の2分前の到着だ。
すぐにバスに乗れ榛原駅に戻れラッキーだった。ほぼ下山してから低いとはいえ峠を2つ越えるのは厳しかった。
次回は天気の良いときに再度訪れてみたい。
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道標 高井にて |
仏隆寺 お地蔵さんより |
三郎ヶ岳・高城岳の登山口 |
高城岳山頂直下のクサリ場 |
高城岳の山頂に甘い香りが(ササユリ) |
高城岳山頂の祠 |
高城岳山頂 |
高城岳山頂にて |
三郎ヶ岳 山頂にて |
三郎ヶ岳 二等三角点 |
高城岳 三郎ヶ岳より |
三郎ヶ岳からの展望 |
磨崖仏 |
石割峠 |
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コース
近鉄榛原駅(10:15)=<バス>=高井バス停(10:27/10:30)〜仏隆寺(11:00)〜
小峠・登山口(11:26)〜高城岳(11:54/昼食/12:10)〜三郎ヶ岳(12:390/12:53)〜
磨崖仏(13:02)〜林道出合(13:19)〜伊勢本街道出合(13:25/迷い道/13:59)〜
石割峠(14:08)〜諸木野・愛宕神社(14:33)〜小峠(15:00)〜仏隆寺(15:20)〜
高井バス停(15:50/15:52)=<バス>=近鉄榛原駅(16:05) ●約13km
地 図 大和大野
天 候 曇り
参加者 1名
実施日 2005.06.24 |