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野坂岳 山頂 | ||
三角点探訪 |
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野 坂 岳 標高913.5m |
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湖北に行ってみたい山がたくさんあるが費用面でなかなか踏ん切りがつかなかった。青春18切符を利用して行ってみようと試みた。第2弾は野坂岳に行った。 野坂岳についての説明によれば、かつてこの地にやってきた平重盛が、「見るたびに富士かとぞ思う野坂山いつも絶やさぬ峰の白雪」と、歌にも詠んだように昔からこの野坂山は「敦賀富士」とも称されてきた。 粟野駅に私を含め二人、青春18切符で下車した。彼は登山準備をしていたので先に出発した。駅から自然の家(敦賀市立少年自然の家)まではアスファルト道で日照りの中行き先を阻むようだ。 自然の家の森の中に入りテント場からバンガローが並ぶカーブ道の辺りに登山口がある。登山口には林間歩道案内図や登山届けのポスト、野坂岳の由来説明板などがあり、頂上まで2時間30分と記されていた。この辺りの山は海岸沿いにあるため標高が登る標高差になる。ちなみに粟野駅の標高は約70mだ。よく整備された登山道を上がる。しばらく自然の家が作ったような遊歩道を行くとやがて山道になる。 沢に沿って山道を上がり、少し疲れてきたころで、栃の木地蔵に着く。地蔵前には水場がありきれいな水が暑さをやわらげてくれる。このさわやかな水は敦賀の名水だそうだ。一口二口口を潤し、顔と手を洗ってすっきりした。 ここから道は尾根へのかなりきついジグザグ道になり広場に着く。ここから山頂まで尾根道になる。行者岩への分岐があるがパスして先に進むと一ノ峰に着く。ここから敦賀の市街地が見渡せる。市街地といえばここまでくるジグザグ道の途中で数回すばらしい景色を見ることができた。 ここで遅い昼食を済ませ先に進んだ。軽やかなカウベルの音と共に元気なおばさんが降りてきた。 疲れ気味だが頑張って登りきると二ノ峰になる。ここまではかなりきつい登りの連続だ。三ノ峰を過ぎブナの木を見ながら歩いていると男性が下山してきた。もう少しですよと声かけられ、元気を出して登りきると山頂小屋が見え山頂に着く。 山頂は広く360度の大パノラマだ。でも今日は霞んでいて遠くまでくっきりした景色を見れなかった。山頂は一等三角点の本点になっていて標高は913.5mだ。山頂広場には展望案内盤などがある。 下山は往路を引き返した。栃の木地蔵まで下ると朝、粟野駅で会った人が休んでいた。中々上がってこないので心配していたが途中気分が悪くなり引き帰したとのことであった。水場でくつろいだ後登山口へ下る。 下りかけると夫婦連れが上がってきて地蔵さんまでのどれくらいと聞かれた。登山者でないのでお地蔵さんにお参りにこられたようだ。栃の木地蔵は御利益があるのだろうか。 やがて登山口を通過、下山届を書き忘れてしまった。自然の家を過ぎ、アスファルト道を下る。粟野駅へ5分ほどのところで電車は行ってしまった。次の電車まで約1時間ある。 野坂岳の雄姿を撮影しようと撮影スポットを探しに行ったが空模様が怪しくなり駅に戻った。戻るや否や夕立が数分続いた。結局1時間弱待って敦賀へ戻り長浜経由で大阪に戻った。野坂岳の撮影ポイントは電車から見ていて、西敦賀駅周辺がよさそうな感じを受けた。敦賀富士の山容を見るには、今日行ったところよりさらに北の国道27号線辺りがよさそうだ。 |
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野坂岳 登山口 |
栃の木地蔵 |
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一ノ峰より敦賀市街を望む |
二ノ峰 |
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三ノ峰 |
山頂直下の避難小屋 |
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野坂岳 山頂にて |
野坂岳 一等三角点(本点) |
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野坂岳一ノ峰(本峰は左奥) 粟野駅付近より |
野坂岳一ノ峰 粟野駅より |
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コース JR大阪(7:47)=[新快速]=長浜(9:18/継/9:27)=[普通]=敦賀(10:05/継/10:45) =[小浜線]=粟野(10:53) 粟野駅(10:58)〜自然の家(11:20)〜登山口(11:26)〜栃の木地蔵(11:59/12:04)〜 広場(12:23)〜行者岩分岐(12:38)〜一ノ峰(12:47/昼/13:00)〜二ノ峰(13:22)〜 三ノ峰(13:35)〜野坂岳(13:41/14:00)〜三ノ峰(14:03)〜二ノ峰(14:09)〜一ノ峰(14:22)〜 行者岩分岐(14:29)〜広場(14:34)〜栃の木地蔵(14:42/14:50)〜登山口(15:05) 〜<駅周辺散策>〜粟野駅(15:40) 粟野(16:26)=敦賀(16:35/継/16:51)=長浜(17:32/継/17:43)=[新快速]=大阪(19:14) ●約10km 地 図 敦賀 天 候 曇り 参加者 1名 実施日 2005.08.03 |