弥十郎ヶ嶽 山頂にて
友歩会 定例会
弥十郎ヶ嶽 標高715.1m
 
 友歩会8月度の定例会を開催した。真夏の定例会とあって行き先の選定も難しかったが1997年9月と、1999年3月に実施、3回目の実施となった。今までのコースは後川上からの竹谷コースから登り、みなの沢を下りるコースだったが、今回は農文塾コースを登りみなの沢を下るコースにした。
 JR三田駅から小柿行きのバスで終点まで乗り、ここで小型バスに乗り換えて籠坊に向かう。小型バスは窓全開で秋の風を感じながら細い道を走る。出合橋で下車、帰りに立ち寄る温泉だ。もう温泉に着いたと冗談を言いながら登山したくし、温泉の横の自動車道を歩き始める。
 20分ほどで農文塾の取り付きに到着、大きく左に巻いて上がると茅葺の家が見えてきた。近寄ってみると「たんば農文塾」の表札がかかっていた。訪れる人が少ないのだろうか閉まっていて、茅葺屋根もかなり傷んでいて、土蔵は崩れかかっていた。文化財を残そうとするもかなり難しい感じだ。茶畑は手入れしているようで、茶畑の中を通って動物よけのフェンスから弥十郎ヶ嶽へと登りはじめた。整備された樹林帯を25分ほど登ると丈山乗越に着く。南に標高701mの丈山、北に725.9mの丈山北峰へと続いている。弥十郎ヶ嶽に向けて尾根道をアップダウンを繰り返しながら進む。15分ほどでみなの沢分岐を通過する。帰路はここまで戻って下る予定だ。ハハカベ山の標石があり、近くに日置村の標石もある。きれいなふぐのおなかのよなきのこがあったが、他にもあちこちに変わった立派な珍しいきのこがあった。
 竹谷コース出合、八上山標石があり登り切ると弥十郎ヶ嶽山頂に到着する。山頂からは北方面が開け大パノラマになっている。正面に見えるのは三嶽と思われる。山頂は広く標高715.1mで二等三角点が置かれている。山頂でゆっくりした後下山開始、下山はみなの沢を下る。下りきると壊れかかった橋があり渡りきる。
 自動車道を出合橋まで戻り、籠坊温泉渓山荘でゆったり温泉につかってくつろぐ。バスの時間までかなりあるが女将と世間話などしながらビールをいただき楽しいひと時を過ごす。そんなに遠くはないが遠くに来た感じで秋風を満喫して帰途に着いた。
 
農文塾への取付                        農文塾 
 
農文塾 茶畑にて                        整備された樹林帯を登る 
 
道端にたくさん咲いていた花                 丈山乗越 
 
ハハカベ山標石と後方は日置村標石           ふぐのおなかのようなきのこ 
 
弥十郎ヶ嶽山頂から北方向のパノラマ 
 
弥十郎ヶ嶽 山頂                        弥十郎ヶ嶽 二等三角点 
 
三嶽 弥十郎ヶ嶽より                     籠坊温泉 渓山荘 
コース  
  JR三田駅(8:40)=[神姫バス小柿行き]=小柿(9:16/継/9:18)=[籠の坊行き]=
  出合橋(9:40)
  出合橋(9:45)〜農文塾(10:10)〜[農文塾コース]〜丈山乗越(10:36)〜みなの沢分岐(10:49)
  〜竹谷コース分岐(11:39)〜弥十郎ヶ岳(11:46/昼食/12:28)〜竹谷コース分岐〜
  農文塾コース出合(13:10)〜〜[温泉コース・みなの沢]〜下籠坊登山口(13:45)〜
  籠坊温泉・渓山荘(13:50/入浴/16:10)  ● 歩行 約9km
  出合橋(16:20)=[神姫バス小柿行き]=小柿(16:43)=[神姫バス三田行き]=三田駅(17:23)
  JR三田駅(17:36)=大阪(18:29)

地 図  福住 
天 候  晴れ 
参加者 5名 
実施日 2005.08.2