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龍門山 竜門橋より | ||
MRC主催 定例会 |
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龍 門 山 標高755.9m 龍門山温泉 |
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MRC主催の定例会で龍門山に行った。リーダーが腰痛で不参加となったため急遽リーダー代行になった。 JR天王寺から和歌山までそして和歌山線に乗り換えて粉河駅に着いた。およそ2時間の長旅だった。したがって歩き始めも粉河駅を10時45分と遅くなった。 粉河駅から東へ少し行った信号のある道を南に曲がって直進する。国道24号線の長い信号を待って急いで渡る。紀ノ川に架かる龍門橋を渡る。この辺りの紀ノ川の川幅は広く橋の長さも約500mとかなり長い。龍門山は橋の手前から目の前に台尾根型のずっしりとした山が迫ってくる。その山に向かってまっすぐ突き進む。 集落に入り郵便局辺りから爪先上がりの登り坂が延々と続く。三叉路から柿やみかんの畑が広がる農道を登る。農道になり生活道路よりさらに急坂になる。急坂を10分ほど登ったところで小休止し、半時間ほど一本松に到着。 ここで中央ルートと田代ルートに分かれる。登りは中央ルートをとり、下山に田代コースを選んだ。中央コース登山口までさらに農道を上がる。農道の終点が登山口になっている。 登山口に到着したのが12時過ぎ、ここで昼食にした。登山口で昼食にするのは珍しい。2時間の電車長旅、粉河駅の標高が約40mで山頂までの標高差を757mということで、一気に山頂へは難しい。登山口とはいえ、すでに標高は350mと300m以上は登ってきたし、山頂までの約半分来ているのだ。 昼食後侵食された蛇紋岩のVカット道を登る。約45分で明神岩に到着する。ここからの展望は最高だ、と言っても今日は曇り空のため残念だがかすんでしか見えない。 明神岩ではロッククライミングの練習をしているらしい。この辺りが龍門山の伝説の場所ということだ。大蜘蛛で困っていたところに龍が出現して民を救ったとのことだ。龍が出現したのが風穴で、頭を乗せた岩が明神岩といわれている。ここでしばらく休憩し最後の登りにかかる。 山頂付近になると台地状になり、一段上がると大きな龍門山の標識があり、もう一段上に三角点がある。大パノラマが楽しめるはずだがあいにくの天気で残念だ。山頂でゆっくりした後下山を開始する。 10分ほど稜線を下ると磁石岩に着く。道の脇に岩の塊があり磁石を近づけると磁針が変化する。 持参した磁石で岩に近づけてしばらく楽しむ。さらにほんの少し下るともっと大きい岩があり説明板があった。こちらが県指定の天然記念物だ。岩の大きさは周囲17mで高さ4mで巨大な磁石になっている。楽しみはここまでで後は標高差660mをひたすら下るだけだ。田代峠、一本松で休憩し龍門橋に下る。 ここで解散し、オプションの温泉に行く。温泉はリニュアルされた龍門山温泉でかけ流しのいい温泉だ。汗を流し気持ちよく体が温まったところで送迎バスで粉河駅まで送っていただく。 6時4分の和歌山線に乗り橋本に向かう。すっかり日は暮れて真っ暗だ。橋本から南海電車で大阪に戻った。往復4時間以上の長旅は少しきつかった。そんな中、21名の参加を得て無事登頂でき良かった。参加者の皆さんのご協力に感謝します。 ありがとうございました。 |
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龍門山 竜門橋南詰めより |
一本松から中央ルート登山口へ農道を歩く |
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中央ルート登山口で昼食 |
中央ルート登山口から眼下を望む |
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風穴 |
明神岩 |
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明神岩にて |
もうすぐ山頂だ |
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龍門山 山頂の標識 |
龍門山 三角点にて |
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龍門山 三等三角点 |
磁石岩 |
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田代峠 |
龍門山温泉 |
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コース JR天王寺(8:33)=[紀州路快速]=和歌山(9:35/継/9:50)=[和歌山線]=粉河(10:28) 粉河駅(10:45)〜龍門橋南詰(11:03)〜三叉路(11:15)〜柿畑(11:25/11:30)〜 一本松(11:54/12:04)〜中央ルート登山口(12:16/昼食/12:45)〜明神岩(13:30/13:45)〜 龍門山(14:07/休憩/14:32)〜磁石岩(14:43)〜田代峠(14:58/15:10)〜 一本松(15:50/16:05)〜龍門橋(16:40) [解散] ●約10km OP.龍門橋(16:40)〜龍門山温泉(16:42/入浴/17:30)=[送迎バス]=粉河(17:40/18:04) =[和歌山線]=橋本(18:37/18:58)=[南海電車]=新今宮(19:43/19:54)=[JR環状線]= 京橋(20:12) 地 図 粉河 竜門山 天 候 曇り 参加者 21名 実施日 2005.09.17 |