雨山 山頂にて
友歩会 定例会
雨  山 標高315m
 
 友歩会9月度の定例会を開催した。秋分の日ということで少しは涼しいかと思ったが夏の続きだ。
大阪体育大学口でバスを降り歩き始める。信号のある交差点で戸惑う。広い道ができているからで、一番細い道に入ると案内地図があった。一番細い道が昔の街道だったのだろう。成合集落を抜けるところに西方寺があるが今回は寄らずに先に進む。やがて阪和自動車道の下をくぐり直進すると永楽ダムの駐車場に到着する。
 今日は西ハイキングコースを歩いて、小屋谷頂上から雨山へと続く尾根道を行くコースをとった。低い山ながら岩山でむきだしの岩が高山に来たように楽しみを加速してくれるようだ。歩き始めると左手に円錐形のきれいな山が目に入ってくる。東ハイキングコース上の展望台がある山だ。この展望台の山は西ハイキングコースを見守っているようだ。ハイキングコースの尾根道を登りつめた辺りでT字の分岐がある。小屋谷上と勘違いしてしばらくうろうろする。尾根を下り先に見えているベンチ方面へ進む。そのあとはまっすぐ尾根道を進む。時々振り返って下を見ると永楽ダムや高速道路など展望することができる。少しきつい坂を登り切ると小屋谷頂上に着く。
 ここから雨山へは西ハイキングコースの尾根から分かれて雨山へと続く尾根を行く。尾根道からの展望はなかなかいい。雨山、土丸そして小富士山と三連山がきれいだ。また、大木集落から上を見ると犬鳴山など金剛山地が望める。雨山への尾根道は岩が露出していて先ほどの尾根よりかなりスリルがある。暑さでばて気味のなか急坂を登り切ると月見亭に到着。雨山城址の一角にたどりついた。
 すぐ上が千畳敷跡であと一登りすると山頂の雨山城址だ。山頂には神社と休憩所があり、休憩所の裏の広場から少し展望が望め関空などを見ることができる。午後は土丸跡を経て下山する。雨山城址の井戸跡横をとおり、下るが岩の道でやはりスリルがある。この雨山は標高315mと低山でありながら岩場の道があり、尾根道の展望がよく低山とは思えない。土丸の表示に沿って下り、目の前のピーク土丸に登る。山頂の土丸跡には神社がお祀りしてある。雨山城は一の丸、二の丸、三の丸があって、この土丸が三の丸だったという話も聞いた。下りは厳しくかなり急な道が続き、粉河街道に降りつく。
 粉河街道の上空には阪和自動車道が通っており大きな騒音を感じる。街道に出て犬鳴山方面にすぐバス停があり、バスも待つことなくやってきた。早速バスに乗って犬鳴山温泉へと行った。HPで検索するとみ奈美亭がよかったので行ってみた。大きなホテルなので何回か前を通ったが入るのは初めてだ。いい温泉でゆったりとくつろぐことができた。難をいえばロビー付近でビールが飲めなかったことだ。日帰り入浴客にも利用できるスペースでビールなど飲めれば満点の温泉だと思うがどうだろうか。帰路は日根野駅まで送迎バスで送っていただき大変満足だった。
 
雨山 成合より                         ひまわり 成合にて 
 
西ハイキングコース入口                   左手に東ハイキングコースの展望台がきれいに見える 
 
途中分岐で「なんなん?」 まっすぐだよ!        関空方面展望 西ハイキングコースより 
 
永楽ダム 小屋谷付近より                  小屋谷頂上へあと一登り 
 
小屋谷頂上にて                        雨山、土丸、小富士山(右から) 小屋谷頂上より 
 
雨山 小屋谷の尾根より                   まもなく雨山だ 
 
雨山土丸(右)と小富士山 月見亭より          雨山城址 千畳敷跡 
 
雨山 山頂の神社                       関空方面を望む 山頂より 
 
雨山 山頂にて                         雨山城址 井戸跡 

 
土丸 山頂の神                        粉河街道出合 
コース  
  南海なんば(8:37)=[急行]=泉佐野(9:12/9:35)=[南海バス]=大阪体育大学口(10:07)
  大阪体育大学口(10:10)〜下永楽池(10:43/10:51)〜[西ハイキングコース]〜小屋谷頂上(11:33)〜
  雨山(12:05/昼食/12:52)〜土丸跡(13:09)〜土丸・大土出張前(13:40/13:43)[南海バス]=
  犬鳴山(13:52/入浴/14:55)=[送迎バス]=日根野(15:10/15:14)
=[快速]=天王寺(15:47)=大阪


地 図  樽井 
天 候  晴れ 
参加者 5名 
実施日 2005.09.23