歌垣山 三角点にて
MRC主催 定例会
歌垣山 標高553.5m 妙見山 標高660.1m
 
MRC主催の定例会で歌垣山から妙見山に行った。
昨夜来降り続いていた雨もやみ天気もよくなりホッとして出かけた。
阪急梅田を8時30分に乗り、川西能勢口で乗換え妙見口に向かった。
途中までくると良かった天気が急変し行く先は真っ暗だ。妙見口に着くと霧雨で今にも本降りになりそうだ。
9時55分発の阪急バスに乗った。以前は京都交通バスだったが倒産し、阪急バスに代わっていた。
蔵垣の先が歌垣山登山口と思っていたがここで左折した。加村、和田、七面口から奥田橋を回って到着した。
登山口で準備体操をして出発した。しばらく民家の間を小さな川に沿って登るとすぐ山道になる。
山道に入ると杉桧の森林になり鬱蒼として薄暗い苔むした道を登る。
やがて雑木林になり尾根筋に向かって登る。道は明るくなり気持ちも明るくなる。
このあたりから怪しげな天気も回復し、青空も覘くようになって来た。
歩き始めて約50分で歌垣山北峰に到着した。北峰には歌垣山公園の標識もありくつろげる施設が整っている。
大きな石で作られた歌垣山の碑が目立っている。その左側には歌碑が建っている。
歌碑には「くらかきの 里に波よる秋の田は としなかひこの 稲にぞありける」と刻まれている。
この歌垣山は、日本三大歌垣山に数えられる名山で、佐賀の杵島山、茨城の筑波山で、
歌垣山サミットも行われたそうでその碑もある。
六甲山、妙見山、高代寺山など展望することができる。少し休んで南峰へ鞍部へ下り登り返す。
北峰は男山といわれ、南峰は女山ともいわれている。南峰には二等三角点があり標高は553.5mだ。
南方向に尾根道を下山する。少し滑りやすい道だが注意して下る。下り着くと堀越峠の車道に出る。
ここから舗装道路を奥の院を目指して緩やかな登り道を歩く。
やがて奥の院への分岐になりここからかなり急な地道になる。踏んばって登ると奥の院への分岐に着く。
今日は奥の院は通過し、先の今谷池に向かって下る。しばらく歩くと今谷池に到着した。
ここで池の周りの紅葉を楽しみながら昼食にした。昼食後妙見山への道程を歩く。
たくさんの犬に吠えられ気分を害しながら抜けきると民家のある田んぼ道に出る。
また山裾の道に入り抜けると大原鳥居に着く。ここから少し車の往来が激しい車道を注意して歩く。
食堂があり大きくカーブするところでまた山道に入る。少し歩いて川を渡ると正面に見上げるほどの石段に出る。
約180段あったよう思うが、かなりきつい階段を登ると杉の大木の道になり本滝寺に到着した。
待合所でしばらく休憩をさせていただき、本滝寺にお参りして最後の妙見山への急坂を登る。
鬱蒼とした杉桧の巨木を抜けるように登る。頂上近くまで来るとブナの大木が目に付く。
妙見さんにおまいりした後展望台でしばらく景色を楽しんだ後、ケーブル下に下山した。
今日はスタート時点で天気が悪かったがみんなのみんなの元気ですばらしい天気に回復し、
楽しい一日を過ごすことができた。リーダーさんの疲れ様でした。ありがとうございました。

歌垣山登山口

杉桧の森林帯の沢を上がる

尾根に近づくと明るくなる

歌垣山公園に到着(北峰・男山山頂)

歌碑(北峰・男山山頂)

歌垣山碑(北峰・男山山頂)

高代寺山(中央奥) (北峰・男山山頂)

かがいの池(北峰・男山山頂)

今谷池にて

本滝寺への石段を上がる

石段を上がると大杉の道になる

本滝寺にて

もうすぐ妙見山頂だ(鬱蒼とした山道)

天台山(右)石堂ヶ岡方面を望む 妙見山展望台より

夕陽に向かって下山

妙見ケーブルと紅葉
 
コース
  阪急梅田(8:30)=川西能勢口=妙見口(9:23)/吉川(9:55)=歌垣山登山口(10:30)
  登山口(10:35)〜歌垣山北峰(11:26/11:38)〜歌垣山南峯(11:46)〜堀越峠(12:15)〜
  奥の院分岐(12:41)〜今谷池(13:00/昼食/13:27)〜大原鳥居(13:52)〜
  本滝寺(14:13/14:30)〜妙見山(15:18/15:28)〜ケーブル下(16:19)〜
  妙見口駅(16:40/16:45)=梅田駅(17:35)

天 候  曇りのち晴れ 
参加者 12名 
実施日 2005.11.12