金剛山 国見城址にて |
友歩会 定例会 |
金 剛 山 標高1125m |
友歩会定例会で4年ぶりに金剛山に雪中登山をした。今回は千早城址から国見城址に登り、葛木岳から湧出岳を経て伏見峠から伏見に下りかもきみの湯につかるコースを行った。 今年は大雪で大変だと思ったがあべの橋駅の情報版では昨日で27cmとほとんど雪はない。足元だけでも雪があればいいとしようと電車に乗った。富田林駅でバスに乗り換え登山口へ。バスは定刻より2分ほど早く出発した。このバスは臨時になったようだ。ノンストップで登山口に早く到着。登山準備をしていよいよ出発。いきなり急坂で少しきつい。久しぶりだし千早城址に行ったことがないメンバーがいるので千早城址に立ち寄った。休憩小屋のお姉さんが愛想を振る舞い、夕べから雪が降り山頂の霧氷がきれいに見えるなど案内してくれた。愛想に応えればよかったのだが先を急ぐ身、千早神社に向かった。ぐるーと回って本通に出る。小学生からお年寄りまで特に子供たちの歓声は元気でいい。一登りすると一本木茶屋があるはずだがなくなっていた。聞くところ2004年3月に撤去されたそうだ。しばらく登ると道が凍って滑り始めた。アイゼンを着けてガシガシ歩く。程なく霧氷の花が咲き始めた。山頂に近づくにつれ霧氷は益々きれいになってきた。やがて若者の歓声が聞こえる国見城址に到着。 手をかじかみながらお弁当を食べる。気温は氷点下5度ぐらいを示している。昼食後転法輪寺に参りして夫婦杉の坂を上がると葛木神社に到着。金剛山の山名は総称で葛木神社のある葛木岳で標高1125mと大日岳の標高1094mそしてこれから行く湧出岳のピークがある。湧出岳には一等三角点とアンテナのほか、表忠塔がある。表忠塔は昔展望台にもなっていたが今はスケルトン状態で登ることはできなく、ランプだけが今も点灯している。山頂から展望台までの霧氷はすばらしい。展望台から眺める霧氷もまた実にすばらしい。余韻を残しながら伏見峠から伏見へ下山する。この道は登山者が少ないので倒木が非常に多い。 伏見の集落に下り、かもきみの湯に直行する。温泉に入れゆっくりくつろぎ日頃の疲れを癒した。 昨日の情報では霧氷はなかったそうで、夕べからの雪ですばらしい霧氷を鑑賞できたのも幸運だった。 |
コース 近鉄阿部野橋(8:20)=[急行・古市乗換]=富田林(8:44/9:03)=[金剛バス]= 金剛登山口(9:30) 登山口(9:45)〜千早城址(10:03/10:10)〜一本木茶屋跡(10:37)〜 金剛山(11:27/昼食/12:15)〜葛木神社(12:29)〜湧出岳(12:45)〜展望台(13:00)〜 伏見峠(13:22)〜伏見登山口(14:35/14:40)〜かもきみの湯(15:00/入浴/16:34) =[奈良交通バス]=近鉄高田駅(17:00)=[急行]=鶴橋 [解散] 地 図 五條 天 候 晴れ 参加者 9名 実施日 2006.01.28 |