雪野山山頂にて |
友歩会 定例会 |
雪野山(龍王山) 標高308.8m |
友歩会定例会で雪野山に登った。お彼岸も明け雲ひとつない快晴のハイキングになった。近江八幡からバスに乗り羽田西で下車、田んぼの道を雪野山歴史公園へと歩く。田んぼの土手には土筆がたくさん出ていて思わず土筆狩りになってしまった。さすが近江平野だけあって広大な田んぼが広がっていて、小さな島のような山が浮かんでいるように見える。雪野山も浮島のようでたどりついたところが雪野山歴史公園になっている。古墳がたくさんあり、すぐ目に付くのが三つの石室がある古墳だ。これらの古墳群から上がって行くと新築された真新しい八幡神社に着く。神社からさらに古い石段が上へと続いている。汗をしながら登り詰めると八幡神社の奥宮につく。奥宮の裏に大きなツガの木がある。樹齢は150年、高さ24m太さ2.9mの巨木だ。奥宮から上へは遊歩道が整備されていて階段状になりここまでの雰囲気とは打って変わる。尾根近くになると展望もよくなり東屋がある。この辺りから繖山、箕作山から湖東、鈴鹿の山々が展望できる。登りつめると多門院分岐になり尾根筋に出る。尾根道を上がって行くとやがて広い山頂に着く。 標高は308.8mで一等三角点になっている。またこの山頂は雪野山古墳の上でもある。雪野山古墳は古墳時代前期の全長mの前方後円墳だそうだ。山頂から西側の比良山系が残雪に輝いていた。標高差約200mと簡単に登れるため親子連れや年配の方も登っておられた。ゆっくり山頂で食事にした。午後は少し急な尾根道を下る。馬の背と言われている。この下り道から綿向山、鈴鹿の山々がよく見える。小ピークを登り返すと大岩に着く。この辺りにも東屋があり休憩したり景色を楽しんだりすることができる。下山は南よりに下ると登山口に着くが散策道が縦横にありどれでもよさそうだ。 登山口に降りると、梅ノ木広場になる。トイレや駐車場がある。ここでまたしばらく土筆狩りとなった。天神社、龍王寺を通って日野川にかかる野寺橋を渡れば川守に着く。野寺橋付近から振り返ると雪野山がきれいに見える。桜の時期だとすばらしい雪野山を見ることができるだろう。川守からバスで近江八幡に戻り、JRで野洲に行き、駅前のほほえみ乃湯で汗を流し帰路に着いた。 好天に恵まれすばらしい一日になった。 |
コース 京都(8:30)=[琵琶湖線]=近江八幡(9:03/9:45)=[近江バス北畑口行き\410]= 羽田西(10:00) 羽田西(10:00)〜雪野山歴史公園(10:30)〜八幡神社奥宮(10:47)〜尾根(11:05)〜 雪野山(11:17/昼食/12:30)〜大岩(12:45)〜梅ノ木広場(13:15)〜龍王寺〜 川守バス停(14:00/14:21)=[近江バス近江八幡行き\440]=近江八幡(14:50/15:11) =[新快速]=野洲(15:17)〜ほほえみ乃湯(15:30/入浴/16:40)〜野洲(16:50/17:01) =[新快速]=京都駅(17:27) [解散] 地 図 日野西部 天 候 快晴 参加者 11名 実施日 2006.03.25 |