大国見山より望む大和の国 |
三角点探訪 |
大国見山 標高498m 高峰山 標高632.5m |
奈良百遊山の二山に登ろうと出かけた。まず最初に大国見山へと向かった。天理から旧25号線を天理ダムへと走らせる。天理ダムの手前の上滝本バス停、その少し手前に桃尾の滝の立派な石の道標がある。数分で桃尾の滝の駐車場に着く。歩いてもバス停から15分ほどだ。 早速桃尾の滝へ。桃尾の滝は日本唯一最古の歴史ある大霊山奥の院の身禊の滝と紹介されていた。滝の落差は20mほどで水量も多い。帰路には滝に打たれて行をしておられる姿も見えた。 大国見山へはこの滝横から登り始める。道標が建っていて道もよく整備されているので安心できる。谷沿いにコンクリートの道を行くと急坂になり登りきると地道で平坦になる。右手の大親寺に立ち寄り、沢を登り始める。数ヶ所木の橋を渡ると沢から離れ尾根への急阪になる。しばらく尾根道を楽しく歩くと岩屋への分岐になるが直進する。 木の根っ子の道を登り、やがて急坂を登りきると大岩がありその上が大国見山の山頂になる。標高は498m、山頂の道標は500mとなっていた。山頂には祠と数個の大石がある。さすが大国見山の名に恥じない大パノラマを満喫できる。金剛・葛城・二上山そして信貴生駒の連山と実にすばらしい。眼下には大和の国が広がっており、中でも天理市街は天理教の建物が立派に見える。パノラマを堪能して下山にかかる。下山は来た道を引き返す。岩屋へ下れば1時間半ほどで天理ICに出れるが桃尾の滝へと下る。ここから次の高峰山へと行くことにした。 |
福崎ICのバス停から少し北よりを左に入り高峰山のある西方向に歩き始める。地図では真っ直ぐ行けば行けると判断し、集落を抜けゲートボール場横を直進農道から林道に入る。林道は山頂にあるアンテナ施設のためにつけられたきれいな道だ。やがて山頂のアンテナが見えてきた。しかし遠くから見ていたアンテナではなく雰囲気が違う。とにかく行ってみるとNTTドコモの高峰南中継所だった。高台からのぞいてみると、手の届きそうなところに高峰山山頂のアンテナが見えていた。地図では道があるのだが現実には全くない。仕方なくあきらめて下山した。 山頂付近で回遊できないので再度次の機会にもう一筋南側の道をチャレンジしようと思う。大国見山とは全く異なり道標がなく地図を読みながらの登山になる山だ。 |
コース 桃尾の滝(10:34/10:38)〜大国見山(10:56/昼食/)〜桃尾の滝(11:02)=[移動]= 福住IC(11:09)〜高峰山(11:44)〜福住IC 地 図 大和白石 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2006.05.21 |