繖山 山頂にて |
友歩会 定例会 |
繖山(観音寺山) 標高432.5m 安土山 標高190m |
友歩会定例会で繖山(観音寺山)から安土山に登った。NHK大河ドラマで「巧妙が辻」が放映されているが信長の館にも立ち寄った。 安土駅を9時30分出発、地下道を渡り城郭資料館前を通り、広い道に出る。南へ南へと歩くと少し登りになり安土町役場前、南腰越を過ぎる。広い道から観音正寺方向に左折して、新幹線と平行して歩く。日本で初めて楽市楽座が開かれたという石寺楽市に到着し小休止にする。いよいよ繖山へアプローチする。しばらく歩くと日吉神社がありここから延々と石段が始まる。途中に休憩所があり、小休止をしてさらに登ると駐車場に着く。さらに勾配がきつくなり厳しい登りになるが石段の手摺に名言を書いた札が下がっている。それらの人生訓を読みながらあがるといつの間にか観音正寺の庭に着く。 真っ黒な仁王像に迎えられ本堂に向かう。途中南方向が展望できすばらしい。再興された本堂にお参りをする。大きな観音さまは西国三十二番だ。お寺横から観音寺城跡へ登る。石段を上がり観音寺城本丸跡に着く。昼食にしようと予定していたが展望が望めず薄暗いのでやめ下山し、繖山三角点へと進む。丸太階段の急坂を登り切ると最高点になる。少し下って登り返すと繖山の三角点に到着する。 繖山は標高432.5mで二等三角点になっている。山頂はそんなに広くはないが展望はすばらしい。南西には近江平野と三上山、北西には安土山から津田山や西の湖、北には地獄越や五個荘集落など、南東方向を除いてすばらしい景色を堪能することができる。この景色を見ながら昼食にした。下山は安土山方向の北腰越に下った。途中から前面に展開する安土山、津田山西の湖など美しい。近江風土記の丘への分岐から下を見ると信長の館や安土城考古博物館など眼下に見える。 北腰越で東海道線の上をまたぎ安土城上り口へ、ここから安土城天主閣跡へと大手道の石段を上がる。 大手道の左右には信長家臣の羽柴秀吉などの屋敷跡が棚田のように続く。石段に石仏が使われている。信長の命により石という石を所かまわず集めさせたのであろう。天主閣跡で小休止して下山した。実は百々橋の方から登ろうと思って回り込んだが石段下にハ見寺の看板があり、ここから天主へは行けないと書いてあった。せっかく来たのに何か魂胆があると思いながら元に戻った。するとこちらの大手道の石段下にこの秋から入山有料になるとの看板が立っていた。地主はハ見寺かも知れないが安土城跡のメンテナンスもしているのであろうか。観光課に聞く必要ありだ。 安土城の天主を再現した信長の館に行った。初めての人はきんきらの信長の館を見学した。安土駅へと戻り、帰途に着いた。 |
コース 大阪(8:00)=<新快速>=高槻(8:15)=京都(8:28/8:29)=近江八幡(9:03/9:16) =<普通>=安土(9:19) 安土駅(9:30)〜南腰越(9:57)〜石寺楽市(10:27)〜観音正寺(11:10/11:36)〜 観音寺城跡(11:45)〜繖山(12:04/昼食/12:45)〜北腰越(13:30)〜 安土城登り口(13:40/14:02)〜安土城天守閣跡(14:19/14:25〜安土城登り口(14:50)〜 信長の館(15:10/見学/15:40)〜安土駅(16:07) 安土(16:24)=[快速]=京都(17:14) ●約10km 地 図 八日市 天 候 曇り 参加者 12名 実施日 2006.05.27 |