アジサイ
生駒山 ぬかた園地 標高(550m付近
 
 生駒山ぬかた園地にあじさいを見に行った。実は7月8日MRCのあじさい例会の下見のために出かけた。枚岡、額田そして石切駅等からのコースがあるが石切駅は枚岡駅より標高差50mあり石切駅を出発点にした。
 石切駅南口から少し戻り辻子谷ハイキングコースの案内に沿って線路下をくぐり生駒山を目指して登る。道は最初からつま先上がりの登り道だ。気温も高いのでゆっくりゆっくり歩くことにした。少し登ると大師堂があり、その前の辻堂に爪切地蔵があり、線刻の珍しい地蔵だそうだ。辻子谷のこの道の両側に石仏が点々と続いている。この石仏は興法寺まで続いていて四国八十八札所の石仏が祀られている。石仏は二体組で弘法大師と八十八札所ごとの本尊とのことだ。程なく水車後に着く。道横に板の水車看板があるが右奥に観光用だと思うが大きな水車が回っていた。
 辻子谷の水車とほたるの看板があり、ほたるを見ることができるらしい。昔は水車を利用して漢方薬を作っていたらしいが今は電動だ。独特の匂いが鼻につく。三叉路になり正面に子育地蔵がお祀りしてあり、左の広い道を上がる。橋を渡ると急登になり、お地蔵さん、お稲荷さん氷室滝へと登る。まもなく興法寺だ。氷室滝前で5人ほどのおばちゃんパーティーの一人がこの暑さでダウンしたようだ。声をかけ処置アドバイスをして先に進む。
 きつい石段を登りきると興法寺に到着。山門前の手水は実に冷たく滾々と出ていて身も心も清められる。興法寺から少し上がるとぬかた園地のゲートになる。さらに上がると管理道に出合う。直進してどんどん上がると、生駒山山上への分岐に出る。今日は山頂をパスしてあじさい園に向かう。
 あじさい園は九十九折れの遊歩道に沿ってあじさいが色とりどりの花を咲かせていた。案内所によると例年より2週間開花が遅いとの話だった。見渡してみると部分開花の様子が分かる。7月第1週ぐらいがベストかもしれない。それにしてもたくさんの方が鑑賞に訪れていた。帰路は案内所前から歩き、生駒山上からの出合のトンネルから摂河泉展望コースを双子塚に下る。いつもはここから桜広場を経て枚岡神社から枚岡駅に下っていたが額田駅へ行ってみることにした。少し下ると額田山展望台に着く。霞んでいて展望は望めなかったが夜景の観賞場所に良いそうだ。展望台は枚岡駅から上がったところに同じように枚岡山展望台があり、こちらもすばらしい。枚岡公園を通り、額田駅に下山した。気温湿度とも高く熱中症に気をつけての行動が必要だ。低山ではあるが飲料水を多めに持ち、水分補給をこまめにすることがこの時期の必須だ。
 
「辻子谷の水車とほたる」 観光水車           子育地蔵 
 
四国八十八札所石仏の一つ                興法寺 
 
ぬかた園地入口                         ぬかた園地の案内 
 
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アジサイ                             ぬかた園地案内所 
 
額田山展望台                          展望台からの眺め 
コース  [石切駅〜辻子谷コース〜あじさい園〜摂河泉展望コース〜額田駅]
  近鉄石切駅(9:50)〜子育地蔵(10:17)〜興法寺(10:45)〜管理道出合(10:59)〜
  生駒山上分岐(11:11)〜あじさい園(11:21/あじさい観察・昼食/12:23)〜
  生駒山上分岐・トンネル(12:37)〜双子塚(13:00)〜額田山展望台(13:10)〜枚岡公園〜
  近鉄額田駅(13:40)   ●行程 約9km 約3時間

地 図  生駒山 信貴山 ・近鉄てくてくマップ(43) 生駒山麓辻子谷・摂河泉展望コース
天 候  晴れ 
参加者 1名 
実施日 2006.06.29