浜寺公園をスタート
朝日・五私鉄リレーウオーク
南海 政令指定都市・堺 歴史文化満喫ウオーク
 
 朝日・五私鉄リレーウオーク2006年の第4回目は南海で行われた。
堺市が平成18年4月政令指定都市になったのを機にウオークが行われた。堺市は全国で15番目、関西では大阪、京都、神戸に次いで4番目の政令指定都市だ。
 浜寺公園駅に降り立ち駅舎を振り返るとかなり古い建物だ。ウオーク受付でもらったコースガイドによると明治40年に建てられた木造の駅舎だそうだ。明治のハイカラ建築の粋を集めたもので、国の登録文化財に指定されているという。また設計は赤レンガの東京駅を後の行った辰野金吾博士と紹介されていた。
 快晴のすばらしい天気だ。浜寺公園で受付をして松並木の公園からウオークのスタートをした。公園を抜け東へ1kmあまり歩くと熊野街道に出る。街道を北へ1kmほど進み神石橋で右折。霞ヶ池公園を通り抜けると履中天皇陵に着く。履中天皇陵(りちゅうてんのうりょう)は仁徳天皇陵より古く、日本で3番目に大きい前方後円墳。大仙公園に入ると小さな古墳や堺市博物館、茶室、日本庭園などがある。公園を突っ切ると仁徳天皇陵拝所になり参拝して公園に戻り、昼食にした。
 午後は仁徳天皇陵を時計方向に半周した。一周回ると2.7kmほどあり徒歩で30分以上かかる。仁徳天皇陵は5世紀に造られ日本最大の前方後円墳、ピラミッド、秦の始皇帝陵の世界三大古墳だ。西高野街道、竹内街道分岐を経て反正天皇陵(はんぜいてんのうりょう)へ。御陵は仁徳天皇の第3皇子、反正天皇の御陵で前方後円墳、百舌鳥古墳群で7番目の大きさ。御陵を一回り、途中方違神社の「くろがねもち」の木は大阪府指定天然記念物になっている。方違神社(ほうちがいじんじゃ)にお参りして、堺市役所に向かう。堺市役所21階の展望ロビーへ登る。仁徳天皇陵がそれらしく見えるか期待したが丘にしか見えなかった。あの巨大な前方後円墳はヘリコプターなどで真上からしか見れないようだ。開口神社(あぐちじんじゃ)に参拝し、与謝野晶子生家跡、千利休屋敷跡、紀州街道から南宗寺へ。また土居川環濠から浜側に戻り大浜公園へ入り、蘇鉄山に登頂した。
 蘇鉄山は標高6.85mで一等三角点のある日本一低い山だ。
約15km歩いて公園のゴール受付でウオークの完歩。堺駅前の神明神社にお参りして、蘇鉄山の登山認定証をいただく。神明神社の神主さんが蘇鉄山山岳会の事務局をしておられるとのことです。堺駅でウオークを終え難波で反省会の後帰宅した。
 
浜寺公園を出発                        熊野街道を行く 
 
霞ヶ池公園                           履中天皇陵 
 
仁徳天皇陵                           仁徳天皇陵全景(説明版より) 
 
反正天皇陵                            方違神社の「くろがねもち」の木 
 
方違神社                             堺市役所 
 
仁徳天皇陵 堺市役所21F展望ロビーより        開口神社 
 
阪堺電車 御陵前にて                    千利休屋敷跡 
 
蘇鉄山登山口                         蘇鉄山山頂にて 
 
蘇鉄山 一等三角点                     神明神社・蘇鉄山山岳会 
  
「蘇鉄山」登山認定証                        蘇鉄山の説明(登山認定証裏面) 
コース  
  浜寺公園駅(9:25)〜浜寺公園【スタート】(9:45)〜熊野街道(10:18)〜履中天皇陵(10:55)〜
  大仙公園(11:03)〜仁徳天皇陵(11:36)〜大山公園(11:40/昼食/12:25)〜
  西高野街道・竹内街道分岐〜反正天皇陵(12:56)〜方違神社(13:03/13:12)〜
  堺市役所(展望ロビー)(13:25/13:40)〜開口神社(14:05)〜与謝野晶子生家跡(14:14)〜
  千利休屋敷跡(14:18)〜紀州街道〜南宗寺(14:32)〜土居川環濠〜
  蘇鉄山(15:14)・大浜公園【ゴール】(15:18)〜神明神社(15:34)〜南海・堺駅(15:40) 約15km

天 候  快晴 
参加者 6名 ウオーク参加者 推定3200名
実施日 2006.10.09