板宿・妙法寺川公園をスタート
朝日・五私鉄リレーウオーク
阪神 現在・過去・未来の神戸 山の手・海の手まわり道
 
 朝日・五私鉄リレーウオーク2006年の第5回目は阪神で行われた。
今年は第1回京阪、氷雨の中のウオーキングが始まりで最終回の阪神も小雨の中のウオーキングになった。山陽電鉄板宿駅で下車し、妙法寺川公園で受付出発。雨が今にも降りそうな雰囲気の中の出発になった。
 妙法寺川を下り、須磨警察、千歳公園から新長田の大正筋商店街に入る。震災からの復興で綺麗になっている。道には有名人のサインタイルが嵌め込まれ特徴を出している。商店街を抜けると神戸全日本ハーフマラソンが行われていて沿道のウオーキングになった。新湊川を渡り高松橋を渡った頃から雨風が強くなってきた。雨で気にすることなく過ぎてしまったが高松橋は運河に架かった橋で珍しかったそうだ。現在の橋は昭和3年に架け替えられ、わが国最大の一葉式跳開橋で、今は動くところは見られないとのことだ。神戸ウイングスタジアムを左に見て和田神社へと歩く。ちょうどスタジアム付近で歓声が聞こえた。ゼッケン1番をつけた有森裕子さんだった。招待選手で参加しているが往年の力走は全く感じられなかった。なんだかおばさんランナーに思えた。雨風で寒くなり、トイレとの戦いになって来た。和田神社にトイレがないとの情報で先に進む。清盛塚をそこそこに見て兵庫大仏へ急ぎ、トイレに急行。残念ながら施錠されていて使用できず。我慢比べをしながらやっと湊川公園近くの商業施設でなんとか用を足す。すっきりした。
 近くのうどん屋さんに入って昼食にした。うどんと寿司のセットでジョッキーをかたむけほっとした。大倉山公園前を通過し、諏訪神社前へ。ビーナスブリッジまで予定コースになっていたが雨でカットされた。トアロードに入る手前で石碑を発見。旧神戸移住センター前に「ブラジル移民発祥ノ地」と刻まれた石碑だ。この石材は遠くブラジルから送られてきたそうだ。センターには移住関連資料や第1回ブラジル移民船「笠戸丸」復元画、当時の家具など展示してあるそうだ。今夏に北海道トムラウシ山に行ったとき「ハルとナツ」のロケ地を見た記憶が石碑を見て甦ってきたからだ。
 トアロードを下り、メリケンパークへ、途中北野・工房のまちに立ち寄り、所要を済ませすっきり。日本一短い国道174号はいつの間にか過ぎてしまった。東遊園地で少しゆっくりする。年末のルミナリエの準備も進んでいる。震災モニュメントをみて震災を思い出す。公園の紅葉がすばらしい。なぎさの湯を遠くに見て、県立美術館でゴール。
 風雨の中でのウオーキング、しかも市街地とあってトイレとの戦いになったが要所にご準備いただけたら楽しく歩けたのではと思います。今年も五私鉄制覇賞、景品にポンチョを頂いた。
朝日・五私鉄リレーウオークを運営頂いた方々に感謝申し上げます。
 
長田・大正筋商店街                      清盛塚 
 
兵庫大仏                            ブラジル移民発祥ノ地 
 
東遊園地ではルミナリエの準備が進行          震災モニュメント 
 
東遊園地の紅葉                        震災モニュメント 
            
五私鉄制覇賞 景品のポンチョ                            本年も五私鉄制覇 
コース  
  山陽・板宿駅(9:20)〜妙法寺川公園【スタート】(9:50)〜千歳公園〜大正筋商店街(10:15)〜
  高松橋〜神戸ウイングスタジアム〜和田神社(11:00)〜兵庫津の道〜清盛塚(11:12)〜
  兵庫大仏(11:20)〜湊川公園(11:40/昼食/12:30)〜大倉山公園〜諏訪神社前(13:20)〜
  トアロード〜メリケンパーク〜日本一短い国道(174号)〜東遊園地(14:15)〜
  HATなぎさの湯〜県立美術館【ゴール】(15:04)〜阪神・岩屋駅(15:20)  約16km

天 候  曇りのち小雨 
参加者 3名 ウオーク参加者 推定1700名
実施日 2006.11.19