藤森神社にて 
友歩会 初詣例会
伏見五福巡り
 
 友歩会2007年の幕開けは1月7日伏見五福めぐりだ。伏見五福巡りは1996年子年に3名で参加した。友歩会行事に積極的にとりいれたのが3年後の1998年寅年で参加者が11名だった。1998年は長野オリンピック、明石海峡大橋開通、横浜高校松坂大輔投手が大活躍の年だ。
色紙に御朱印を頂いて巡るがこの色紙も最初の人で十二支の満願だが、大多数は後三年で満願になる。新年の寒風の中、あるいは小春日和の中2時間ほど五福巡りで歩いて伏見の酒で新年会、大当たり企画だ。今年の参加者は18名で藤森駅に集合。今日は風も強く大変寒い、駅前から川沿いに藤森神社へ向かう。藤森神社は勝運の神様「素箋鳴命
(すさのおのみこと)」と学問の神様「舎人親王(とねりしんのう)」が祀られている。駆馬神事や菖蒲の節句の発祥の地。競馬ファン人気の神社。あじさい園も有名。石造鳥居について京都のメンバーが説明してくれた。一般に鳥居には額がついているがここはないのだ。説明板によると1711年正徳元年後水尾天皇(ごみずのおてんのう)宸筆(しんぴつ)の額があった。江戸時代西国大名が参勤交代時籠から降りて拝礼していた。動乱の時代こんな悠長なことに即応しないと新撰組の近藤勇が剥がしたと言われている。
10年も同じコースを歩いているとマンネリ化するが1、2ヶ所何かを見つけて歩くのも良いのではないだろうか。藤森神社を後に乃木神社に向かう。
 しばらく歩くと雪が舞ってきて、桓武天皇陵辺りで雪も本降りになってきた。乃木神社は明治天皇に殉死した陸軍大将乃木希典を祀っている。学業・勝運のご利益があるとか。昨年まで気がつかなかったのさ最近建立されたのかえびす神社も境内にあった。
 伏見の山を下り御香宮へ、雪は益々強くなってきた。御香宮は安産と子育ての神様、神功皇后を主祭神。御香水で有名だが御香宮の名はここから来ている。
 さらに下り大黒寺へ。言わずと知れた大黒さんで打出の小槌と背負った大きな袋が特徴。袋の中は財宝と知恵が入っているとか、また苦労を背負ってくださる福労
(ふくろ)だそうだ。昨年なかった「金運清水」が滾々と湧いていた。雪降る中、手を入れてみると温泉のように温かい水だった。
本堂の左右に水瓶と大黒さんがあり、水瓶の中央の壺に小銭を入れて運試しをした。一回で入った人20回以上でやっと入った人、第二の人生ゆっくり過ごしましょう。
 途中寺田屋に立ち寄り、最後の長建寺に向かった。大雪の中お参りし、5つ目の御朱印と記念の土鈴を頂いた。長建寺は赤い竜宮門が印象的な弁天さんのお寺。開運・財宝・良縁の仏といわれている。五福巡りも無事終了し後は鳥せいで伏見の酒で新年会。大いに盛り上がり、2次会のカラオケ大会と続いた。
 本年もゆかいな仲間で友歩会を盛上げていただければ幸いです。良き年になりますよう。
 
藤森神社                            藤森神社 額のない石造鳥居 
 
乃木神社                             山城えびす神社 
 
御香宮                              御香宮 御香水 
 
大黒寺                              大黒寺 金運清水 
 
大黒寺 幸せの和泉で運試し                雪の寺田屋 
 
濠川(ほりかわ 伏見城の外堀)               長建寺 山門 
 
鳥せい                              新年会 
コース  
  藤森駅(9:20)〜藤森神社(9:30/9:43)〜乃木神社(10:12/10:20)〜御香宮(10:35/10:43)〜
  大黒寺(10:57/11:03)〜長建寺(11:25/11:28)〜鳥せい(11:33/新年会)〜カラオケ大会〜
  解散

天 候  雪 
参加者 18名 
実施日 2007.01.07