若草山
MRC主催 初詣例会
若草山 標高341.8m 春日山原始林
 
 MRC主催の初詣例会で若草山・春日山原始林に行った。
近鉄奈良駅前行基像前に集合、奈良県新公会堂前広場で新年の挨拶、続いて「ならなぎの会」の方より、この後の樹木観察会の説明を受ける。若草山山頂まで木々や奈良公園についての説明を受けながら登る。いろいろな木の特徴やいわれなどの説明を聞いてゆっくりゆっくり歩いた。
説明は楽しく聞かせていただいたが、すぐに忘れてしまって一生懸命説明していただいた方に申し訳なかった。木々の名前や特徴を覚えられない私はゆかいな木の写真を撮った。曲がりくねった木、皮をはがれた木、苔むした木、寄生木、変わった木の幹などなど大変面白かった。
若草山山頂で昼食、ここからの展望はすばらしく奈良の都、矢田丘陵、生駒山系と実にすばらしい。ドライブウエイを歩いて地蔵の背から鶯滝へ向かう。鶯滝でしばらく休憩し、春日山石窟仏へ。見事な石窟仏だが保存が少し遅れたのかかなり崩壊しているのが残念だ。それでも左右の石窟仏はすばらしい。平安時代の作とされ東大寺建設の石材を取った跡に彫られたとのこと。
柳生街道を下り首切地蔵へ。地蔵様は荒木又右衛門が試し斬りしたと伝えられている。
この辺りから石畳がつづき、滝坂道とよばれ昭和のはじめまで柳生から奈良へ米や薪炭を牛馬の背につけて下り、日用品を積んで帰ったそうです。この滝坂道の途中に朝日観音、夕日観音、寝仏があり鑑賞しながら下る。最後に春日大社のお参りして登山の安全祈願をして奈良駅で解散した。当日は一週間遅れの若草山の山焼きで大変賑わっていた。

 
若草山(三笠山)・春日山(花山)・春日山(御蓋山) 中央は奈良県新公会堂 
 
奈良公園                             ならなぎの会員より「ならなぎ」の説明 
 
フジヅル 
 
 
 
 
 
樹木観察ハイクのひとこま                  カラスザンショウ 
 
御蓋山・三笠山二重目 奈良市街の向こうに生駒山系・矢田丘陵 平城宮蹟など大パノラマ 三重目より 
 
地蔵の背                             鶯の滝 
 
春日石窟仏 
 
首切地蔵                             朝日観音 
 
夕日観音                             寝仏 
 
春日大社 
コース  
  近鉄奈良駅(9:30)〜春日野園地(9:47/案内説明/10:05)〜月日亭〜春日野原始林〜
  若草山(11:55/昼食/12:30)〜地蔵の背(13:00)〜鶯の滝分岐(13:10)〜
  鶯の滝(13:20/13:30)〜鶯の滝分岐(13:42)〜春日山石窟仏(14:20)〜
  首切地蔵(14:35/14:43)〜朝日観音・夕日観音・寝仏〜飛鳥中学(15:25)〜
  春日大社(15:35)〜近鉄奈良駅(16:12)

地 図  京都西北部 
天 候  晴れ 
参加者 45名 
実施日 2007.01.13