四石山山頂にて 
友歩会 定例会
四 石 山 標高384.4m
 
 友歩会2007年2月定例会は四石山に登った。
金熊寺の梅林を楽しんだ後、大阪府と和歌山県にまたがる四石山へ向かった。南海樽井駅から南海ウイングバスで金熊寺を予定していたが2月1日から休止になっていた。南海バスのホームページを見てきた他のグループからもブーイングだ。後日の調査で泉南市のさわやかバス(山方面回り)を利用することができる。しかたなくタクシーに分乗して金熊寺に向かった。
 金熊寺にお参りして裏の小高い梅林に行った。食用の白梅がメインだがなかなか美しい。宴会できる小屋もあり梅を見ながら楽しめそうだ。梅林から田んぼのほうに下ると村の人が集まっていてにぎやかだ。丁度瓢箪の展示即売会をやっていた。種まきから民芸瓢箪になるまで地域の主婦でやっているそうだ。道端には目も覚めるような黄色の菜の花が美しく咲いていた。
 田んぼ道をしばらく進み、養魚池を右に見て谷筋に入ると丸木で作った森の家があり、行き止まりの雰囲気だが道は続いている。橋がある辺りで迷いそうになるが川の左をとり、山道に入っていく。小さな池が左にあり、しばらく行くと階段状の急登になる。登りきると尾根筋に出て右側に送電線鉄塔がある。ここで小休止だ。ここから四石山が見えると書いたガイドブックもあるがどうも隣のピークのようだ。元に戻って尾根筋を左にとる、しばらく行き谷へと下ってしまう。ここから登りかえして隣の尾根に急階段やロープを使って急登を登り切る。低山だが侮れない。尾根筋に出てしばらく緩やかな登りでゆっくりしたらまた急登になる。登りつめると砕石場でそれに沿ってアップダウンを繰り返し進むと四石山山頂に到着する。山頂は比較的広く関空方面が開けていて展望が良い。標高は384.4mで二等三角点がおかれている。昼食タイムでゆっくりくつろいだ。
この山には多くの登山者はいないだろうと思っていたが5、6組のパーティーが登って来て超満員だ。
 下山は山中渓に下る。下り始めるとかなりの急勾配で一気に谷筋まで下る。ここからまた登り返しがかなりの急登だ。この登り返しが最後で尾根筋から下るとわんぱく王国の恐竜が見えてくる。わんぱく王国といっても恐竜のジャンボ滑り台ぐらいしか目に入らなかった。公園を抜けるとJR山中渓駅だ。無人駅で大阪方面へは待ち時間が20分程あったがホームに出ると電車が来た。みんな飛び乗ったつもりだったが1人おいてきたようだ。人身事故で電車のダイヤが乱れていた。連絡がとれないのでそのまま帰途に着いた。お一人さんごめんなさい。
 今日の四石山は384.4mで超低山だがおおきく4つのピークを越えたように思う。
標高84mから歩き始め鉄塔のピーク226mに登り、169mの沢まで下り、一山越えた。
169mの沢から登り返し、276mの尾根まで登る。
ここからひたすら尾根道を四石山384.4mまで登る。
帰路は384.4mから183mに谷間で下り、また243mの尾根まで登り返しそして山中渓駅80mまで下る行程だった。そんなに長時間の登りでないため縦走の気分が味わえるのも面白い。それにしてもこの山でこんなに多くのハイカーに逢うのは珍しいのではないだろうか。
 
金熊寺                              金熊寺梅林 
 
瓢箪の展示即売                        菜の花 
 
沢を上がる                           尾根の送電線鉄塔に到着 
 
四石山への登り                         四石山への登り 
 
四石山山頂                           四石山 二等三角点 
 
四石山より関空方向を望む                  四石山から急な下りを降りる 
 
沢まで下り登り返しの急登                  わんぱく王国の恐竜の滑り台 
コース  
  南海難波(8:45)=[サザン自由席]=泉佐野=樽井(9:27) 
  樽井駅前BS(9:40)=[タクシー]=金熊寺BS(9:53)
  金熊寺(9:55)〜梅林〜森の家(10:21)〜送電線鉄塔(10:48)〜沢(11:00)〜採石場(11:40)〜
  四石山(12:00/昼食/13:15)〜沢出合(13:40)〜尾根(13:56)〜わんぱく王国(14:18)〜
  山中渓(14:23)  ●約5.3km 約3時間
  JR山中渓=天王寺=大阪

地 図  岩出 
天 候  晴れ時々曇り 
参加者 14名 
実施日 2007.02.24