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三角点探訪 | |
虚空蔵山 標高592m 八王子山 標高540m 山上山 標高417m | |
快晴のすばらしい天気に魅せられて山に出かけた。虚空蔵山の縦走をした。 青春18切符で京橋から藍本へと向かう。どうも列車が遅れているようだ。新三田駅で乗り継ぎと濃霧での遅れを合わせて40分待ち今日はゆっくり動いているようだ。藍本駅に降り行動開始、まず酒滴(さかたれ)神社へ。素盞鳴命(すさのおのみこと)を祭神としている。860年ごろ疫病がはやり素盞鳴命お告げで山中から垂れ出る酒を発見、疫病は治ったとされ今も信仰されている。 郵便局を過ぎると山手に向かって歩き始める。大きな溜池があり舞鶴若狭自動車道の下をくぐると左手に登山口の案内がある。よく整備された登山道が続く。しばらく行くと石舟というのがあって虚空蔵菩薩にお参りする清めの小川がある。道は少し急になると虚空蔵堂に到着する。近所の母子たちが楽しく遊んでいた。虚空蔵寺は聖徳太子が生野の鏑射寺を建てられた後、ここにもう一寺建てられ虚空蔵菩薩を安置されたとある。お堂の右奥から急な坂をしばらく登ると緩斜面になりその後急斜面を登りきると立杭陶の郷分岐の尾根に出る。鯱瓦(しゃちほこかわら)が庭に置いてあった。このお寺の伽藍に使用されていたらしい。書写山円寺、彦根城にも同じ型の鯱瓦があるそうです。少しで丹波岩があり展望が良い、もう山頂だ。虚空蔵山山頂も岩になっている。標高は592mだが山頂の標識には596mと記されていた。展望はすばらしく隣に和田寺山が見える。快晴の天気になのだが霞がかかり遠くは殆ど見えない。白髪岳など見えるはずだがはっきりしない。昼食を済ませ八王子山から山上山に向かう予定だ。尾根道を快適に歩く。やがて八王子山のピークを通り三角点に行く予定だったが右下に少し下りピークの道とほぼ平行に巻道を下ったようだ。関電の管理道でプラスチックの階段道路が整備されていて歩きやすいが先が心配だ。貯水池に下る頭の分岐に来てしまった。このまま道なりに行くと貯水池に下ってしまう。上を見上げると八王子山の三角点ピークのようだ。踏み跡が少しあるので急坂を約100m直登する顔を上げると目の前に三等三角点があった。標高は496.1mで雑木で展望はない。尾根の縦走路がしっかり付いていたのになぜ巻道に入ってしまったのか分からないがこれで軌道修正だ。今度は迷わず尾根道を下る。ほぼ下りきると巻道と合流しているらしい。その先に草野駅への分岐があり直進してピークに登ると山上山に着く。山上山はこのピークを指すのか油井へ下る途中を言うのか良くわからないが標識がぶら下がっていた。さらに下ると前方が開け突端に出る。景色がすばらしい。ここにも山上山の標識があり石仏がお祀りしてありその前面が岩場になっていて鎖がかかっている。何か由緒のあるところらしい。あとは油井まで一気に下り油井バス停に下山した。ここから一般道を歩き草野駅の戻った。 |
草野駅に戻ったが時間もあるので道路元標の探訪に出かけた。古市駅まで戻り、駅近くの不破数右ヱ門ゆかりのお寺宗玄寺近くの辻に古市村道路元標があった。写真を撮って古市駅の戻ると電車が来たので乗り、まだ時間があるので相野駅まで行った。本庄村道路元標は相野から2kmほどとかなりあるが歩いてみた。国道176の四ツ辻から少し南の三田四ツ辻郵便局近くで本庄村道路元標を見つけ写真を撮り、相野駅から大阪に戻った。 |
コース 京橋(8:42)=[快速]=新三田(9:40/濃霧列車遅れ/(10:06)10:22)=藍本(10:33) 藍本駅(10:36)〜酒滴神社(10:40)〜登山口(11:03)〜虚空蔵堂(11:24/11:31)〜 立杭陶の郷分岐(11:48)〜丹波岩(11:59)〜虚空蔵山(12:02/昼食/12:24)〜 八王子山(12:43)〜貯水池への頭・分岐(13:00)〜八王子山三角点(13:11)〜 虚空蔵山巻道分岐(13:35)〜草野駅分岐(13:39)〜山上山(13:44)〜石仏(13:59)〜 油井(14:13)〜草野駅(14:28) 草野駅(14:50)=古市(14:53)〜古市村道路元標(14:56)〜古市(15:05/15:07)= 相野(15:17)〜本庄村道路元標(15:45)〜相野(16:16/16:17)=[快速]=大阪(17:07) 地 図 谷川 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2007.03.23 |