大野山 山頂にて |
友歩会 定例会 |
大 野 山 標高753.5m |
友歩会2007年4月定例会は大野山(おおやさん)に登った。 大野山は兵庫県猪名川町にあり、山頂には猪名川天文台があり山頂周辺はあじさい園になっている。今回はあじさいにはまだ早いが大野口から登った。 梅田から日生中央への道中、山下駅で電車が逆方向に走り出し何名かはびっくり。少し行ってから運転手が戻ってきて一安心。こうなる理由を説明してもなかなか納得いかない様子だった。能勢電日生中央駅に9時集合、9時10分の阪急バス柏原行きに乗り大野口バス停に下りる。バスは杉生を過ぎるといきなり遠い田舎に来た感じがする。大野口バス停を降りると新鮮野菜直売所がある。 バス停から川に少し下り、渡ったところに長寿の滝がありここの水が「幻の水」だそうだ。登山準備をして出発。ガイドブックやインターネットで調べても下山コースで登山コースの案内がなく心配だ。案の定、民家で行き止まり、登りにならなく下り道、10分ほど迷走してやっと登山道に入ったらしい。早速、蛇が出迎えてくれた。怖いもの知らずのやっさんが大声で後退り、足元に蛇がいた。しばらく巻道を行くと十字路になりお墓があった。ガイドブックでは下ってきたら正面にお墓があるとあったので一安心だ。ためらわずにどんどん登れば良い。道はマウンテンバイクのコースになっているようで削り荒らされ道幅が必要以上に広くなっている。そのうちに四駆の自動車が分け入ってきそうな気がして、自然が荒らされるのが心配だ。登山口の340mから200mほど上がると尾根道の頭の様なところに出る。ここで小休止、展望もよくすばらしい、またこれから登るアンテナが立っている大野山が見える。尾根道を快適に登っていると、鶯たちが美しい声で元気づけてくれているようだ。所々にミツバツツジが鮮やかに咲いていて新緑と和合して演出してくれる。しいたけ園の標識が出ると車道になり、山頂の公園だ。左手ピークに猪名川天文台があり、正面には甲南大学のチェレンコブ望遠鏡、NTTのマイクロウエーブ、右手はあじさい園でその上が大野山の山頂だ。 山頂に11時20分ごろ到着。今まで晴れていたが北の方角から真っ黒な雲が押し寄せているいやな予感だ。遠くの雷鳴が近づいてきているようだ。早々に昼食にする。大野山は標高753.5mで三等三角点がある。山頂には三角点のほか方位盤、位置表示の石柱などがあり、晴れていればすばらしい展望が得られるはずだ。石柱には東経135度18分56秒、北緯35度18分25秒、標高753mなど刻まれていた。標高は三角点が753.5mなので、753mまたは754mと表示されている。なんだか753が馴染めそうだ。昼なのにどす黒い雰囲気の中で記念写真。雨がぱらついてきた。関電のアンテナ辺りのクマササの中を歩いているとき急に雹がたたきつけてきた。そしてバチンと大きな音がして溶接の火花のようなものが鉄塔から飛んだ。落雷だ。びっくり仰天、もし鉄塔がむき出しでそこに接触していたら大変なことになっただろう。雨と雹で濡れたクマササを掻き分け進むと下半身ずぶ濡れになった。広い登山道に出たがクマササに行かず、アンテナのところを回り道すればよかったらしい。ここからよく整備された登山道を雨、雹も納まったところで下山する。雨上がりで新緑は鮮やかになっていた。西軽井沢別荘地は廃墟の感じがする。西軽井沢バス停に下山した。ここから少し歩く、20分ほどで兵庫県立奥猪名健康の郷に到着する。温泉に浸かってゆったり、食堂でビールを飲みながら反省会か懇親会か。バスは2時間に1本なので時間はゆったりしすぎる感じだ。杉生新田からバスに揺られて日生中央へ。川西能勢口でまた反省会。これが楽しみなんだよな!今日は珍しい人が1名、新人女性が1名加わり16名と多くの参加者で賑わった。みなさんお疲れ様でした。次回をお楽しみに。 |
コース 阪急梅田(8:00)=[宝塚行き急行]=川西能勢口(8:21/乗換/8:26)= 山下(乗換)=日生中央(8:52) 日生中央BS(9:10)=[阪急バス柏原行き]=大野口BS(9:40) 大野口BS(9:40)〜長寿の滝(9:44/体操/9:53)〜大野口登山口(9:55)〜 柏原口分岐(10:20)〜尾根道の頭(520m)(10:38/10:43)〜林道出合(11:08)〜 大野山(11:19/昼食/12:00)〜西軽井沢登山口(12:48)〜西軽井沢BS(12:55)〜 奥猪名健康の郷(13:15/入浴・懇談/15:15)〜杉生新田BS(15:20/15:34) =[阪急バス日生中央行き]=日生中央(16:14) ●約6.5km 約2時間30分 日生中央=川西能勢口=梅田 地 図 福住 天 候 曇りのち雹のち晴れ 参加者 16名 実施日 2007.04.28 |