荒地山 鷹尾山からの縦走路より |
パーソナル |
鷹尾山(城山) 標高263m 荒地山 標高549m 七兵衛山 標高462m 打越山 標高480m 十文字山 標高279m |
9月22日、3連休で天気も上々、思わず山行き計画の在庫から荒地山を選んだ。阪急芦屋川を10時20分出発、高座滝からロックガーデンへ行く道だ。ロックガーデンへは何回も行っているが鷹尾山には登ったことがなく一度は行きたいと考えていた。丁度いいチャンスになった。高級住宅街をしばらく登ると右側に鷹尾山(城山)の案内があり右に曲がる。城山は歩き始めてすぐ芦屋川沿いに見えていた山だ。芦屋市・芦屋観光協会の案内板によると、「1511年、細川高国、澄源の両軍勢のよる鷹尾城と芦屋川原の合戦は阪神地方の代表的な古戦場として知られている。標高260m。いま城山の山頂には中世の城跡としての遺構は何も残っていないが、大阪湾を一望できる眺めもすばらしく動植物の観察や高座の滝までの2kmのハイキングコースとして親しまれている。」とあった。ゆっくり登って20分ほどで山頂に着いた。途中市民の憩いの場所だけあって若い人、歳を召した人と多く行き交いした。山頂にはアンテナが立ちテレビの中継所になっているようだ。山頂中央には大きな老木がある。展望は東側に甲山から西宮市街が、南側には金鳥山の尾根から神戸市街が見渡せる。山頂を後に北西にとると送電線鉄塔があり、ここからの景色も良い。前方には荒地山が見え始める。高座滝分岐を過ぎて振り返ると城山が見える。山頂は平坦で城跡を物語るように平らになっている。次の送電線鉄塔を過ぎると奥高座への分岐になる。三つ目の送電線鉄塔を過ぎしばらく登ると、荒地山が次第に迫ってくる。大きな岩がゴロゴロしたところに着く。この辺りが岩梯子なのだろうか。前方の大岩を巻くように右手から下山してきた人とすれちがった。頭上を見ると岩梯子(山岳救助のための呼称)と札が下がっていた。岩梯子を登り始めたが難なく登れた。しかしまだ先に大きな岩が立ちはだかっていた。適当な気持ちでは登れないことが分かったので気を引き締めて手がかり足がかりを探して登りきった。丁度下山してきた女性リーダーのパーティーに会った。彼女等は登ってきた岩ではなくその下の岩穴をくぐって難なく下っていった。巻き道があったのだった。しばらく景色を楽しんだ後、普通の山道を登る。芦有ゲートへの分岐を過ぎるとあっという間に山頂だ。荒地山山頂は標高549mで展望は望めないが広い山頂だ。数組が昼食をとっていたので昼食にした。当初予定ではこれから東お多福山から奥池を考えていたが打越山から住吉谷へ変更した。なかみ山を越え雨ヶ峠、風吹岩の道に出て、途中から打越山、七兵衛山方面に下り始めた。先ず七兵衛山に登ったがすぐ山頂に着いた。山頂は看板やベンチが作られていて展望台になっている。下って登り返すと打越山に着く、山頂は広いが展望はない。峠に下って十文字山へと下った。十文字山の間際まで立派な案内表示があるのだが直前でなくなってしまって宗教団体の敷地になる。十文字や間の山頂は削り取られたのかもう少し上なのかよく分からないがこの先車道になっている。とにかく車道を下るとゲートがあり、神戸仏舎利塔建立奉賛会、日本山妙法寺と書かれていた。なにか違空間に入り込んだ感がした。大きな家の並ぶ団地を下り、住吉川沿いから阪急御影駅に戻った。 |
コース 阪急芦屋川(10:20)〜登山口(10:35)〜鷹尾山[城山](10:57/11:08)〜高座滝分岐(11:19)〜 奥高座分岐(11:31)〜岩梯子下(1156)〜岩梯子上(12:10)〜芦有ゲート分岐(12:19)〜 荒地山(12:22/昼食/12:49)〜なかみ山(12: 51)〜打越山分岐(13:10)〜 八幡谷分岐(13:26)〜七兵衛山(13:34)〜打越山(13:51)〜十文字山(14:26)〜 阪急御影(15:10) 地 図 西宮 宝塚 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2007.09.22 |