南峰(五峰)にて |
友歩会定例会 |
古光山 標高952.7m 後古光山 標高892m |
9月29日、友歩会の定例会で古光山登山をした。当日は生憎の空模様で雨が心配だった。 近鉄名張駅からタクシー2台に分乗して大峠へと走らせた。大峠は標高730mで曽爾役場バス停の410mから320mもタクシーで稼いだことになる。登山口はふきあげ斎場の左脇にあった。ここからほんの少し歩くと急斜面にロープが下がった急登になる。ロープを補助に急斜面を攀じ登る。ほぼ上がりきったところで振り返ると美しい山並みが展望できた。ひときわ高く見えたのが高見山ですばらしい山並みだ。ササ道の急勾配から尾根道にでてしばらく行くと尾根が狭く南峰に近づく。大きな岩の小ピークに到着、ここが南峰だろうと小休止。ここから1、2分歩くと大きな岩があり南峰の標識が立っていた。南峰の山頂は直ぐそこだったのだ。南峰は五峰といわれ古光山のピークは五峰あって山頂の古光山は一峰だそうだ。南峰は標高960mで古光山の峰峰と後古光山そして曽爾高原から亀山、倶留尊山など展望できる。また鎧岳、兜岳も美しく横たわっている。特定できなかったが四峰を越え三峰から二峰へ歩く。急坂を下り登り返すと古光山山頂に到着する。 山頂標識の辺りは薄暗く雨が降り始めたからだろうか暗い中で登頂の記念写真をとる。三角点の辺りは切り開かれていて少し明るく、倶留尊山など展望できる。グレーのカーテンが引かれ展望はできなくなった。昼食の時間だが雨具をつけて安全な所まで下山することにした。フカタワまで200m下りで急降下の道でロープが何本も架かっている。すざましい急降下だ。コースタイムではこの下りが20分になっていたが小雨の中30分かかってしまった。フカタワから後古光山へは約150mの登り返しだ。この登りも大岩とロープの連続だ。後古光山の山頂は狭い標高は892mだ。展望はよさそうだがガスで何も見えない。また急斜面を下り、板階段道に差し掛かったところで苔むした階段板で足がすくわれ転倒。階段沿いの鎖を持って今度は慎重に下った。やがて高原状のところまで来たが東屋が見つからない。緑の原っぱで霧雨の中、遅い昼食にした。この辺りからの展望がすばらしいはずだが残念だ。林道の登山口に無事下山し、林道をひたすら歩いて曽爾高原温泉お亀の湯に行った。 お亀の湯は源泉掛け流しの天然温泉で加水、加温はしていなく、ぬめり感があり気持ちが良い。また露天風呂から鎧兜岳が見える。今日は鎧岳の山稜が霧の上に見え隠れし美しかった。帰りもタクシーをチャーター、今度はジャンボタクシーにした。朝の1台分とほぼ同じだった。運転手と話していて、ここは奈良県なんだと再認識した。タクシー利用だと榛原からのほうが早くて便利なようだ。これからタクシーを利用して少し奥の山に行くことも考えてはどうだろうか。 今回は霧雨の中の急登、急斜面の急降下など少しハードな登山だったがみんなで協力し、無事踏破できよかったと思います。これに懲りず頑張って山に行きましょう。 |
コース 鶴橋(8:37)=[青山町行き区間快速]=名張(9:46) 名張(9:50)=[タクシー]=大峠(10:34/10:40)〜南峰(11:25)〜古光山(11:50/12:12)〜 フカタワ(12:43)〜後古光山(13:04/13:17)〜休憩小屋付近(13:38/昼食/14:08)〜 登山口(14:20)〜曽爾高原温泉お亀の湯(15:15/入浴/17:25)=[タクシー]=名張(18:00) 名張(18:05)=[近鉄急行]=鶴橋(19:10) 地 図 倶留尊山 天 候 曇りのち霧雨 参加者 8名 実施日 2007.09.29 |