ダイトレコースに向かう 千早峠付近にて |
MRC ダイトレ |
ダイヤモンドトレイル |
千早峠標高764m〜神福山標高792m〜行者杉峠標高715m〜杉尾峠標高695m〜 タンボ山標高763.1m〜西ノ行者堂標高733m〜山ノ神標高450m〜紀見峠標高400m |
MRC主催のダイヤモンドトレイルに参加した。今回は3回目で千早峠から紀見峠までのコースだ。富田林から金剛バスに乗り千早ロープウエイ前へ予定より一本早く9時40分に到着。登山準備をしてバス道を少し引き返し五条林道に入る。千早峠まで約50分緩やかな登りが続く、所々落葉樹があり紅葉が美しい。千早峠に11時ごろ到着。前回ここまでダイトレを歩いてきた。今日はここから紀見峠までのダイトレだ。千早峠を奈良側に下る道が「天誅組が駆けた道」と言うことで標識や説明板が多くある。天誅組は京都方広寺に終結、淀川を下り天保山、堺そして千早峠を越えて五条の岡八幡神社に集結したということだ。機会があれば千早峠を越えて五条に降りて見たいと思う。 神福山向かってダイトレを歩き始める。五条林道から左上に進む、しばらくすると「神福山と大沢寺」の解説板がある。山頂には2つの祠がある。南北朝時代には楠木正成によって築かれた笹尾塞の跡があったといわれている。また葛城第19経塚と大沢寺について解説してある。数分急登を登ると山頂に着く。説明板とすべてが一致しないが時代が感じられる山頂だ。少しの急坂を反対側に下るとダイトレに出る。神福山を巻いてきた道と出、神福山の標識がある。階段や岩肌道を10分ほど下ると金剛トンネル上(692m)を通過、国道310号線だ。さらに10分ほどで大沢塞(城屋敷)跡に着く。行者杉峠に12時前に到着、昼食にした。昔、茶屋か寺社があったのだろうか行者杉の周りは平坦でかなり広い。お腹がいっぱいになったところで杉尾峠、タンボ山へと向かう。タンボ山の標識はダイトレの巻道にあり、山頂へは標識の右前にピークを目指して登る。タンボ山は標高763.1mで二等三角点になっている。山頂は展望はないが切り開かれ、丸太を集めたベンチが置かれていて寛ぐことが出来る。山頂を示す手作り標識がウグイス会で吊るされているが標高が間違っているので、正しい標識に換えてもらいたいものだ。〔標高 736m(誤) 763m(正)〕ダイトレのタンボ山標識まで戻り先に進む。 少しのアップダウンを繰り返すと西ノ行者堂に到着。左の斜面を少しそれて入ると小さな祠が小さな岩の上に建っている。祠には役行者がお祀りしてあった。ダイトレ道に戻り少し休んで先に進んだ。鉄塔を過ぎしばらく行くと木の階段が延々と続き、嫌気が差してきた頃山ノ神に到着。標識のところで大休止にした。山ノ神の場所が分からずそのまま紀見峠に着いた。ここから車道を下り紀見峠駅に無事到着。電車を一本遅らせてゆっくりした。難波で反省会をして盛大に終了した。 次回は紀見峠から岩湧山、滝畑までの予定だ。 |
コース 近鉄阿部野橋(8:34)=[近鉄河内長野行き準急]=富田林(9:02/9:05) =[金剛バス千早ロープウエイ前行き]=千早ロープウエイ前BS(9:40/準備・体操/10:02)〜 五条林道ゲート(10:10)〜千早峠(10:58/11:09)〜神福山(11:26/11:29)〜金剛トンネル(11:42) 〜大沢塞(城屋敷)跡(11:51)〜行者杉峠(11:58/昼食/12:32)〜杉尾峠(12:57/13:00)〜 タンボ山標識(13:19)〜タンボ山山頂(13:25/13:32)〜西ノ行者堂(13:50/14:00)〜鉄塔(14:22) 〜山ノ神(15:02/15:25)〜紀見峠(15:40)〜南海紀見峠駅(16:11/16:40) =[南海難波行き急行]=難波(17:22) 地 図 五條 岩湧山 天 候 晴れ 参加者 14名 実施日 2007.11.10 |