下山は難儀して渡ってきた鞍部に下り、再度登る。岩登りで大変な人と楽しくなる人に分かれるところだ。登るときは足元を見ながら振り向きもせず登ってきた人が多いが、下りは少なくとも足元にすばらしい景色が見えて山に登った感覚が味わえる。今日は天気も良くすばらしい展望だ。鎧ダムへの分岐まで戻り、ここから鎧ダムへ向かう。尾根を一旦下り再度登り返す。後ろを振り向くと今登ってきた堂山が美しく、右端の岩場の奇岩も面白く美しい。ピークを越えるとダムまで下る。やがて水のない砂のダムに到着。水がないのでダムと言っても広い砂の河原だ。やがて鎧ダムの堰堤まできた。この堰堤は砂防ダムで明治中ごろオランダ技術者が関わって造られたようだ。当時は砂防の技術が日本では進んでいなかったらしい。さらに下ると迎不動堰堤(新オランダ堰堤)に着く、鎧ダムの最新版ともいえる。そして天神川の置き石を渡ると迎不動に到着する。ここから林道をアルプス登山口まで歩く。バス停に到着すると程なくバスがやってきてタイミングよく石山駅に戻った。 今日の温泉は、南草津の極楽の湯にした。温泉ではないがゆっくり寛ぐことが出来た。駅前の居酒屋で恒例の反省会をしてそれぞれ家路に着いた。お疲れ様でした。 |
コース JR石山駅(9:55)=[帝産バス田上車庫前行き]=新免BS(10:25/準備/10:30)〜 新宮神社(10:40)〜登山口(10:45)〜岩場(11:40)〜分岐(11:50)〜堂山(12:35/昼食/13:00)〜 鎧ダム分岐(13:19)〜天神ダム分岐〜鎧ダム(13:43)〜鎧ダム堰堤(13:47/13:52)〜 迎不動堰堤(14:09)〜迎不動(14:17)〜湖南アルプス登山口BS(14:50/14:55) =[帝産バスJR石山行き]=石山(16:18) 約7km JR石山(16:34)=南草津(16:40)〜極楽の湯〜南草津=京都 天 候 晴れ 参加者 13名 実施日 2007.11.17 |