観音山 山頂にて 
友歩会 定例会
観音山 標高525m ゴロゴロ岳 標高565.6m
 
 2月23日友歩会定例会で観音山からカベノ城経由でゴロゴロ岳に登る計画を立てた。観音山は鷲林寺の裏山のような感じの山だ。カベノ城はこの麓に古い城があったというような情報もあるが定かではない。ゴロゴロ岳は標高が565.6mからきたと誰か言っていたがよく分からない。山頂付近には大きな岩がゴロゴロしているのでその名が付いたのではないかと考えた。考えるのは勝手だから考え始めると大変おもしろい。
 阪急甲陽園から北山植物園を経て鷲林寺へ歩こうかと思ったが、少し楽をして阪神西宮から鷲林寺バス停までバスで楽チンコースを選んだ。バス停を降りて少し先に行くと鷲林寺への参道を正面に観音山を見ながら登り始める。車道は右に大きくカーブしているが竹薮道を直進する。昔の参道だろう。10分ほどで鷲林寺に到着、お参りして、右奥の若宮神社左側の登山口から観音山へ登り始める。登山道はパノラマコースとせせらぎコースがあるようだが展望を期待してパノラマコースを登った。尾根道なので最初から急登である。低山ながら登り応えのある道だ。急な尾根をほぼ登りつめると展望できるピークに着いた。ここから甲山や北山貯水池など展望を楽しもうと思っていたが、少し手前から雨が降り始め少し濡れそうになってきたので雨具を着けた。雨具をつけ終えるころには雨は殆どやんでしまった。
 ピークからしばらく登ると観音山山頂に到着した。山頂には大きな岩があって展望が良い。但し今日はあまり先まで見えなくて残念だ。風も強くなってきたので先に進んだ。少し急な岩場道を登りきると緩やかな尾根道になった。小ピークから六甲山最高峰など展望が楽しめるところがあった。先日降った残雪を足元に見ながら快適な歩きだ。カベノ城への分岐と思われるところに着たが剣谷の標識があったがカベノ城の文字がない。少し偵察しようと思ったが先頭が先に進んでいてほどなくゴロゴロ岳に到着しそうだ。多分剣谷分岐を少し下ったところにカベノ城への案内があるような気がしたがあきらめて皆の後を追った。保養所と思われるフェンス沿いに歩いていくとゴロゴロ岳の山頂に着いた。昼食を奥池でと考えていたが時間的無理があるようなのでゴロゴロ岳直下の広場で昼食にした。風が強くて食事もままならないぐらいだ。今回はゆっくり食事をしようと計画していたが無理のようだ。早々に引き上げて奥池のバス停へと歩いた。
 奥池バス停に到着数分前にバスが出てしまったのでほぼ1時間バス停付近でぶらぶらした。空は真っ黒になり雪雲がやってきて雪が降り始めた。当初予定のバスに乗り有馬温泉へと向かった。展望台付近から遠くを見ると明るい日差しで輝いていたが、この辺りは雪雲の下だ。今日の天気はめまぐるしく変化した。曇り空から突然陽が射したかと思うと、真っ黒な雲がやってきて雨が降ったり雪が降ったり、強風が吹いたりと小さな山で大きな気象変化を体験することができた。
 有馬温泉について金の湯でゆったりお湯につかって寛いだ。バスで宝塚に戻り中華料理店で大反省会というか一年ぶりに参加したメンバーと酒盛りになってしまった。今日一日楽しく過ごせたことに感謝感謝だ。

鷲林寺バス停を出発 前方観音山

鷲林寺

若宮神社の左脇が登山口

いきなり急登

観音山山頂が見える

振り返ると甲山・北山貯水池

展望ピークで雨が降り始め雨具着用

天気が今ひとつで展望が望めない

観音山山頂

観音山山頂

ゴロゴロ岳へ

展望ピークから六甲最高峰を望む

残雪の横を歩く

ゴロゴロ岳にて

ゴロゴロ岳山頂

ゴロゴロ岳山頂付近の岩の群(ゴロゴロ岳の謂れか?)
コース  
  阪神梅田(8:30)=[直通特急]=西宮(8:45)
  阪神西宮(9:00)=[阪神バスF鷲林寺線西回り]=鷲林寺BS(9:26/9:27)〜
  鷲林寺(9:40/参拝/9:50)〜展望ピーク(10:06/雨具着用/10:12)〜観音山(10:32/)〜
  カベノ城(分岐見落とし通過)〜ゴロゴロ岳(11:18/昼食/12:30)〜奥池BS(12:55/13:52)
  =[阪急バス80有馬行き]=有馬温泉(14:20/金の湯/15:25)
  有馬温泉BS(15:35)=[阪急バス宝塚行き]=宝塚(16:30)=梅田
 

天 候  曇り一時小雨、のち雪雲強風、雪のち曇り 
参加者 11名 
実施日 2008.02.23