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猪子山山頂の北向十一面岩屋観音岩屋 | ||||||
三角点探訪 | ||||||
猪子山 標高267.5m 伊庭山 標高336m 瓜生山 標高330m 繖 山 標高432.5m |
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6月13日友歩会の仲間で猪子山に行こうと相談がまとまった。干支の山で亥年のとき探したが、日野の猪ノ鼻ガ岳、湖南アルプス奥の亥背山、兵庫県の亥ノ口山、三重県尾鷲の亥谷山が見つかったが今回の猪子山は見つからなかった。早速見つけた猪子山に向かった。JR能登川駅で降り立つと駅舎の二階窓から猪子山が見える。山に向かって歩くと猪子山公園になっていて市民の憩いの場のようだ。国土地理院の地図には猪子山は載っていないが、この地の地名が猪子なので山を猪子山と呼んでいるのだろう。公園の正面に大きな上山天満天神社の鳥居がある。ここから山手に登って行くと、岩船社があり大きな船のような岩がお祭りしてある。巨石崇拝の磐座(いわくら)などもある。案内板沿って進むと先程鳥居のあった上山天満天神社に到着する。天神社と言うことで菅原道真公が祭られている。ここから道案内の沿って猪子山に登る。木製の階段が延々続く感じで、簡単に考えていたが少し厳しいようだ。自動車道を横切り急阪を登りきると、観音さんに着く。 北向十一面岩屋観音でお堂の一部が岩屋の中に入り込んでいて岩屋の上部の大岩が山頂になっている。観音さんからの展望はすこぶる良く、琵琶湖から比良連山が眺めれれる。猪子山の三角点は岩屋を上がった先で標高267.5m、四等三角点になっている。雑木で展望はない。 少し下って50mほど登り返すと小ピークになり、尾根道を少し登って行くと伊庭山の山頂、標高336mに出る。標識が見つからなかったのでそのまま過ぎてしまった。尾根道の下り行く、きぬがさやまトンネルの真上ぐらいを過ぎると、雨宮龍神社に着く。雨宮龍神社は瓜生山山頂標高330mに建っている、雨宮龍神社は立派な出来で安土、五箇荘、能登川の水分神社であったようだ。この神社には立派な石段が続いていたが参拝者も多かったのだろう。山頂から下ると正面に繖山が見えてくる。途中展望台ができているがこの辺りから十分楽しめる。急坂を下り終えると地獄越に着く。地獄越にはお地蔵さんがお祀りしてあるが昔はまさに地獄に仏だったのだろう。繖山へはここから200m以上連続の登りが続く。結構きつい登りだが展望がいいので楽しく歩ける。安土から比良連山、琵琶湖を眺めたり、新幹線を眺めたり素晴らしい展望コースだ。 繖山に正午前に到着、昼食をとりくつろぐ。滋賀にきたらまず目に入るのが近江富士と呼ばれる三上山だ。今日もきっちりと見せてくれる。そんなに高くない山だが富士山はどこからでも見えるのだろうか。北側には少し霞んだ伊吹山が見えていた。下山は観音正寺を経て下ることにした。観音正寺奥の院近くまで下ると大きな石碑が建っていた。佐々木城跡となっていて、大きな岩の上でその辺りは大きな岩でできているようだ。少し下ると奥の院になりここも岩の隙間に祠があった。鳥居をくぐり車道に出るとほどなく観音正寺に到着。お参りして大仏さんの横から観音寺城跡へ行く。城跡は苔むしていて階段などから昔を偲ぶことができる。 帰路は桑実寺道から帰ることにした。城跡から出ると入山料が必要と書いてあったが、すでにお寺の敷地に入っているようだ。石の階段道をどんどん下ると、潜り門がありピンポンとチャイムがなった。寺務所の人が待ち受けていたので入山料300円支払ったが、見るべきところもなく通過するだけで300円は高すぎだ。余り良い感じもなくお参りの気分も出ないまま退散して安土駅へと日照りの中歩いた。安土から野洲へ移動してほほえみの湯につかってくつろぎ帰途に着いた。今日のコースは展望がよく比較的簡単な山なのでグループハイキングに良いのではないだろうか。 |
コース JR京都駅(8:20)=[新快速]=能登川(8:58/9:05)〜猪子山公園(9:20)〜 北向十一面岩屋観音(9:50/10:00)〜猪子山(10:03/10:10)〜伊庭山(10:33)〜 瓜生山・雨宮龍神社(10:50/10:58)〜地獄越(11:06)〜繖山(11:49/昼食/12:24)〜 佐々木城跡(12:41)〜観音正寺(12:50/12:57)〜観音寺城跡(13:05)〜桑実寺(13:28/13:46)〜 JR安土駅(14:20/14:35)=[新快速]=野洲(14:46)〜ほほえみの湯〜野洲=京都 天 候 晴れ 参加者 4名 実施日 2008.06.13 |