霧に包まれたあじさい
MRC あじさい例会
大野山 標高753.5m
 
 6月21日MRCの例会で大野山(おおやさん)に登った。能勢電鉄日生中央駅に9時前に集合、9時10分の柏原行き阪急バスで出発。途中空模様も怪しくなりやきもきする。大野口に到着、空はなんとか持ちそうだ。バス停下の柏原川を渡ったところに長寿の滝がある。滝の水は幻の水と呼ばれ、ポリタンクを持った行列ができるそうだ。滝前の広場で登山準備をして出発。大野口の集落を登って行くと、突き当りが右に曲がっている。道なりに行く、大きな家の土塀に沿って歩く、生活道が終わると山道に入る。しばらくは巻くように緩やかな道が続く。柏原口から続いている道と合流する分岐に着く。ここから北へ山道の登りになる。小休止してゆっくり歩き始める。露岩道で高山に登っている感じになる。それもつかぬか一旦林道のような道に出るとここからが大変だ。雨上がりの赤土の急斜面を直登する。ここはマウンテンバイクのコースにもなっていて、斜面の足場が無くなっているからだ。そこへ雨上がりときたから滑る滑る、何人か滑ったようだ。松の木が数本あり展望が少し望める尾根頭に着く。勝手に展望尾根と名づけたが、天気が良ければ下界も見渡せ、大野山の頂上も見ることができる。でも今日は残念ながら何も見えない。休憩して後半の登りにかかるがここからの道はよく整備されていて歩き易い。小一時間ゆっくり時間をかけて登ると、ガードレールが見えて来る。車道で柏原から自動車でここまで上がってくる人も多い。
 山頂付近は霧のカーテンで霧の中にあじさいが咲き始めたばかりのようであった。山頂は大野山アルプスランドになっていて、猪名川天文台があり天体観測やプラネタリウムなどができる。またキャンプやバーベキューで休日は賑わうそうだ。山頂付近には巨大アンテナや甲南大学宇宙粒子研究室のチェレンコフ望遠鏡などもある。また大野山は猪名川の源流だそうだ。
 そんな大野山だがすべてが霧に包まれた、一望できなく残念だった。山頂は標高753mで立派な標石と方位盤が建っていた。山頂で昼食休憩にし、あじさい鑑賞などをした。霧が晴れないので西軽井沢へと下山した。最初は急斜面の滑りそうな道だったが、後は快適な下り道を歩いた。雨や霧の後で木々の緑がとても美しかった。予定通り西軽井沢に下山し、一時解散で6名が帰路に着いた。バス道を20分ほど歩いて県立奥猪名健康の郷へ向かった。
 奥猪名健康の郷で休憩タイム、温泉につかってゆっくりした。この温泉は奥猪名の籠坊温泉と同じナトリウム泉が湧きだす冷鉱泉だそうだ。2時間たっぷりくつろいで阪急バスで日生中央に戻り、それぞれ家路に着いた。何はともあれ、天気と元気に感謝。有難うございました。

 
長寿の滝                             大野口の集落 
 
大野口の集落を歩く                       柏原口分岐から露岩の山道になる 
 
マウンテンバイクで滑り台になった急斜面を登る      88歳、数分遅れで展望尾根に到着 
 
展望尾根で小休止                        大野山 山頂にて 
 
大野山 山頂にて                        大野山 山頂にて 
 
大野山 三等三角点(標高753.5m)            霧に包まれたあじさい 
 
霧に包まれたあじさい                      霧に包まれたあじさい 
 
霧に包まれたあじさい                       あじさい 
  
大野山山頂を後に下山                     霧が過ぎた緑が美しい 
  
西軽井沢へ                            西軽井沢に下山(バス停) 
 
県立奥猪名健康の郷                      県立奥猪名健康の郷 
コース  
  能勢電鉄・日生中央(8:55/9:10)=[阪急バス]=大野口(9:45)〜長寿の滝(9:48/10:00)〜
  柏原口分岐(10:18)〜展望尾根(10:45/10:50)〜大野山(11:40/昼食/12:20)〜
  西軽井沢(13:20)〜奥猪名健康の郷(13:40//15:10)〜杉生新田(15:15/15:34)
  =[阪急バス]=日生中央(16:15)


天 候  曇り 
参加者 25名 
実施日 2008.06.21