牛首の岩凌を慎重に下る
友歩会 アルプス例会
大黒岳 (標高2511m) 白 岳 (標高2541m)
唐松山荘〜牛首〜大黒岳〜白岳〜五竜山荘
 
 唐松岳に登り唐松山荘に戻って仕度を済ませ五竜山荘へと行動開始した。山荘の方にここからが本番だ、気を付けて行って下さいと言われた。山荘前の小ピークに赤白の旗がやや強い風にはためいていた。小ピークの尾根を越えその先のピークの腹を巻いて進むとその先意外な光景になっていた。牛首といわれるそうで、赤みかかった岩尾根が限りなくしかもアップダウンを繰り返しながら谷底に落ちているのだ。牛首が標高2645mほどで最低鞍部が2340mほどだから、約300m岩稜を下る事になる。要所には鎖がかけられているので鎖で補助しながら慎重に下った。

 約1時間緊張の連続で最低鞍部へ下り、ここから白岳標高2541mまで約200m登り返す。夜行バスでの睡眠不足と唐松岳からの岩稜下りでかなり疲れが出てきたようだ。白岳までの登り返しはかなり厳しい。なんと言うことのないいい道だが疲れには勝てないようだ。白岳の肩に分岐があり足元に五竜山荘が見える。

 白岳のピークを踏んでおこうと少し登ると山頂に着くが山頂は何もない。その先の少し下に山標石が建っているが山頂標石ではなかった。この標石から右に下ると遠見尾根になっている。分岐に戻り五竜山荘に入った。早速飲むビールは格別だ。明日もいい天気でありますように。

唐松岳から五竜への関門、牛首へ

牛首から唐松岳を振り返る

牛首から下を見ると緊張が走る

牛首

牛首を慎重に下る

牛首を慎重に下る

唐松岳を振り返る

岩稜の下降が延々と続く

岩稜の下降が延々と続く

岩稜の尾根を振り返る

ガスの五竜岳、白岳、大黒岳

岩稜の尾根がさらに続く(大黒岳?)

緊張をといてくれるイワギキョウ

P2511を越え小休止 後方唐松岳

大黒岳を越えて

大黒岳を越えて降りた鞍部

唐松岳、大黒岳を振り返る

唐松岳、大黒岳を振り返る

唐松岳、大黒岳を振り返る 白岳より

白岳 山頂(この山頂から遠見尾根へ続いている)
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コース
8/1
  新大阪(21:30)[さわやか信州号アルピコバス]=京都(22:30[出発遅れて23:30発])
8/2
  =八方尾根・アルピコバスターミナル(6:20/仕度/6:35)〜ゴンドラ山麓駅(7:00/7:15)
  =[ゴンドラ]
=兎平=[リフト]=黒菱(7:32)=[リフト]=八方池山荘(7:48/朝食/8:15)〜
  八方山ケルン(8:45)〜息ケルン(8:50)〜八方ケルン(9:00)〜八方池(9:12/9:25)〜扇雪渓(10:13)〜
  丸山ケルン(10:48/10:58)〜唐松山荘(11:45/昼食/12:05)〜唐松岳(12:20/12:30)
  唐松山荘(12:45/12:55)〜大黒岳(14:12)〜白岳(15:40)〜五竜山荘(15:50) 

天 候  晴れ 
参加者 4名 
実施日 2008.08.02-08.04