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友歩会 定例会 | |
沢ノ池 標高382m 沢 山 標高515.8m | |
9月27日、定例会で沢ノ池から沢山に登った。沢山は5月定例会で計画したが雨天で中止になりリベンジになった。 京都駅前からJRバスで菩提道へと向かった。バスは京都市街を抜けるのにかなりの時間がかかる。御室仁和寺辺りから車窓の風景も変わり、高雄、栂尾を過ぎると清滝川に沿って進み、菩提道で下車した。少し戻って東海自然歩道の標識のある三差路を右にとって林道に入る。北山杉の切れ間から覗く青空にはいわし雲が、道すがらにすすきが美しい。菩提川に沿って林道を歩く。左側に小さな滝を見過ごして少し進むと右側下に滝がある。菩提の滝で滝口から太い直線になって流れ落ちている。説明板によれば滝の下のきめ細まやかなは、北山杉の丸太を磨くのに使われたとのことだ。 菩提の滝をあとに林道を先に進むと、坂尻と沢ノ池の分岐に着く。この分岐を右にとり舗装道路が終わると沢ノ池に着く。沢ノ池は緑に映えて美しい。説明板によれば沢ノ池はため池として江戸時代に造られ、池の水は地下水路を経て新丸太町通り付近の田畑の昭和50年代まで利用されていた。現在は国の酸性雨の調査ポイントになって調査が続けられているとのこと。また池の周りは全て私有地だそうで自然を大切にしてほしいとの記載があった。 池から少し左に離れていくように林道が続いているが、しばらく行くと林道がなくなり斜面にぶつかる。左手の斜面を登りきると尾根に出る。この尾根道を左に登っていくとピークになり、沢山と桃山の分岐に出る。今回は左に道をとり沢山へと少し下って登り返す。 沢山の山頂は木々の中で展望はないが、山頂だけが空が見える広場になっている。ちょうど太陽が三角点付近を射していて、山頂は耀いているが周りはうす暗い感じだ。標高は515.8mで二等三角点になっている。山頂広場で昼食にした。 午後は上ノ水峠から鷹峰へ下る。しばらく下ると植林は伐採されていて景色がよくなってくる。お地蔵さんまで下ると京都市街、比叡山や大文字山などが一望できる。上ノ水峠に着くと松茸の収穫時期9月25日から11月10日まで上ノ水峠から京見峠へは通行止めになっている。 坂尻から千束を経て鷹峰下るが、千束に一級河川天神川の起点があり、桂で桂川に合流している。町おこしで古道長坂越の標識があり、京見峠に通じている。急坂を登り返すと鷹峰源光庵バス停に着いた。市バスで四条大宮に戻り、壬生寺にお参りしてやまとの湯壬生で温泉につかってゆっくりし例会を終えた。今回は高低差、歩行距離、歩行時間も短かったためいつもより参加者は多かったようだ。今日のようなゆったりハイキングと少しハードな登山をおりまぜて計画したら参加者も増えそうだ。 |
コース JR京都駅(9:20)=[JRバス]=菩提道BS(10:25/10:30)〜菩提滝(11:00/11:05)〜 |