11月2日、朝日・五私鉄リレーウオーク第4回目は京阪担当で行われた。10月19日に駅名が東山五条と変わって、初めて下車した。五条大橋上流側の鴨川河川敷が今日のスタートだ。
受付をして鴨側沿いに歩き始める、四条大橋、三条大橋の下をくぐり丸太町橋の手前から冷泉通を東に入る。夷川(えびすがわ)発電所の前を通る。煉瓦造りの美しい建物の夷川発電所は大正3年(1914年)に建設されて以来京都市内に電力を送電しているそうだ。
鴨川について当日のコースガイドに説明があり、興味をもった。
鴨川は平安京への遷都が占われた四神相応の東の神、「青龍」にあたる。京都市街地では下鴨神社を過ぎたところで、「加茂川」と「高野川」が合流して「鴨川」となり真南に流れる。現在風に言うと出町柳、加茂大橋より北が「加茂川で」、南が「鴨川」ということだ。
平安神宮の山門を過ぎ、丸太町通に入り、鹿ヶ谷通りを北上して、途中左折して吉田山公園へ登る。吉田山公園で吉田山の三等三角点を見て、吉田山の最高点の展望台に行く。ここから大文字山の火床を正面から見ることができる。吉田山を下山すると吉田神社の北参道の赤い鳥居に出る。
北白川疎水道を北上し、高野の交差点近くの地蔵本児童公園で昼食にした。昼食後高野川にかかる高野橋を渡り、松ヶ崎浄水場から疎水分流を西へ歩いた。高野川を渡ったところから都富士の比叡山が美しく見えていた。昼食を高野川の河原にすればよかったように思った。
鞍馬街道を北へ進み、御泥池に着いた。「みどろがいけ」と思っていたら「みぞろがいけ」と言うそうだ。周囲が1.5kmほどの池で、中央に浮島がある。国の天然記念物でなんでも貴重な動植物が生息していると言う事だ。
宝ヶ池公園スポーツ広場の北側から、宝ヶ池へと歩いた。池の向うに国際会議場があり結構美しい眺めだ。池の周囲を歩いて、憩いの森でゴールインした。宝ヶ池の周囲は紅葉が進んでいて秋色を感じる事ができた。ゴールの後、叡電宝ヶ池駅から出町柳へと帰途に着いた。
京阪は雨のイメージが強く、2006年、2007年と2年雨のハイキングだったが、今年は良い天気に恵まれ大変良かった。また京都市内の真ん中を大勢で歩くということで計画実行は相当大変だったと思う。いずれしろ楽しいハイキング有難うございました。
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