扇ノ山 槍蔵より
三角点探訪 
扇 ノ 山 標高1309.9m
姫路登山口〜扇ノ山〜姫路登山口
 
 11月13日、ツアーを利用して扇ノ山に登った。梅田を7時20分バスで出発、中国道を走り安富PAで休憩して、山崎ICで降りる。ここから国道29号因幡街道を北上、音水渓谷、引原ダム辺りの紅葉は素晴らしい。戸倉から新戸倉トンネルを越え若桜街道に入る。この辺りも紅葉が美しい。県道に入り扇ノ山へと入っていった。安徳の里・姫路公園で小休止、安徳天皇を神殿や五輪塔があるとのこと。聞くところによれば壇ノ浦の合戦で破れた安徳天皇はこの地に遷幸の伝説があるそうだ。

 安徳の里から10分ほど走ると姫路コースの登山口と駐車場がある。駐車場で登山仕度をして出発。駐車場の少し先に登山口があり標高は888mだ。ここから沢沿いに沢を登っていく。沢の岩や石は苔むして深い山に入ってきたような印象を受ける。沢登りは登山口から20分ほどで終わりここから尾根へと取り付いていく。尾根の登りはかなりの急登で所々にロープが張ってある。標高1100m辺りまで急登が続く。緩斜面の尾根になってしばらく登ると槍蔵という展望岩に着く。

 槍蔵からの展望は氷ノ山や鉢伏山などが展望できる。見上げると扇ノ山の山頂が雑木林の間に垣間見れる。ここから標高1250mまで一番厳しい急登が続く。しかしブナの林などを見ていると美しい景色で疲れも出てこない。山頂に近くなり緩やかな尾根道を快適に登る。そして最後の急登を我慢で登ると山頂に到着だ。

 扇ノ山は、標高1309.9mで二等三角点になっている。山頂は広く展望台を兼ねた避難小屋が建っている。山頂からの展望はほぼ360度で素晴らしい展望を楽しむことができた。氷ノ山はやはり雲がかかったり抜けたりしてさすが王者の山の風格を感じた。

 下山は往路を戻るコースを取った。登るとき感じた急登は、下山時もっと強く感じた。今日は天気が素晴らしく、暖かい一日となった。特に登山道に沿って木々や景色が美しく、感動の連続だった。登り1時間15分、下り1時間弱と2時間余りの登山だったが楽しいひと時を過ごす事ができた。ただ扇ノ山は大阪から遠く行きは3時間40分、帰路は4時間50分と往復8時間以上要した。関西100名山でも一番遠い部類の山なのだろう。毎日新聞旅行のリーダーさんに感謝申し上げます。

登山口近くの安徳の館

姫路登山口

沢から尾根に取り付く

尾根道を登る

ブナの紅葉も終わりだ 

槍蔵・展望岩

槍蔵・展望岩

扇ノ山 槍蔵より

氷ノ山 槍蔵より

もうすぐ山頂だ

扇ノ山 山頂に到着

扇ノ山 山頂にて

扇ノ山 山頂

扇ノ山 二等三角点(標高1309.9m)

氷ノ山 山頂にて

氷ノ山 山頂にて

鉢伏山 山頂ブナ林の間から

扇ノ山 山頂

扇ノ山山頂から東側の展望

ブナの紅葉

沢へ下る

試練に耐えて

姫路登山口へ下山し駐車場へ
コース 
 梅田(7:20)=[バス 中国道]=安富PA=山崎(8:54)=若桜町=安徳の館(10:40/10:50)=
 姫路コース登山口(11:00/11:10)〜槍蔵(11:57/12:02)〜扇ノ山(12:25/昼食/13:05)
 〜(往復コース)〜登山口(14:00/14:10)=[バス]=安徳の館=南波賀道の駅=赤松PA=
 梅田(19:00)

天 候  晴れ
参加者 23名 
実施日 2008.11.13
ツアー  毎日新聞旅行