若草山 山頂にて
朝日・五私鉄リレーウオーク 近鉄 
近鉄 −世界遺産の地を訪ねて−  春日原始林から奈良公園へ
 
 11月23日、朝日・五私鉄リレーウオーク第5回目最終回は近鉄担当で行われた。3連休のなかびで奈良公園は大勢の観光客で賑わっていた。リレーウオークの参加者も大変多く受付の登大路園地も行列ができていた。この様子だと柳生街道の滝坂あたりは大渋滞になるだろうと想像しながら出発した。

 春日大社に向かって歩き始めた。奈良国立博物館辺りにムクロジの大木があり、幹の中に竹が寄生していておもしろい。春日大社参道を進み、春日大社に参拝するのかと思ったら、直前で右折し柳生街道方向へ案内された。学校を過ぎ、親ろく地蔵尊で衣服調整した。合わせてトイレにメンバーが並んだが所要時間は15分、トイレのハイキングの始まりだ。

 柳生街道滝坂の道になり、地道で苔むした石畳を踏みしめて登る。渋滞が予想通り始まった。寝仏、夕日観音、朝日観音と見ながら歩く。やっと首切地蔵に到着、ここでまたメンバーがトイレ、20分待った。長い休憩の後、春日山石窟仏へと登り始めるが、大渋滞で先には進めない。かなり石窟仏に近づくと係のアルバイトが道案内している。石窟仏への登りで渋滞しているようだ。広いバイパス道があるのになぜ案内しないのか、ブーイングが大きくなり、アルバイトの案内係はどこかへ行ってしまった。首切地蔵から40分かかってやっと石窟仏に到着。見学者でごった返してるのかと思えば、数人が写真を撮っているだけだ。渋滞はなんだったんだろう。

 遅れ多分取り返そうと春日原始林の奈良奥山ドライブウエイをピッチを上げて歩く。やっとドライブウエイのゲートに到着。ここでもトイレは大満員。我慢してもらって若草山に登り、鶯塚古墳で昼食にした。昼食後ドライブウエイのゲートまで戻り、遊歩道を奈良公園まで下る。紅葉が所々きれいだ。途中仏頭石を見て若草山の麓に出る。トイレを済ませ二月堂にお参りし、東大寺を経て登大路でゴールした。

 ウオーク参加者は4700名程だったとか。今日のウオークは奈良公園に行列のために、そしてトイレ待ちに来たような感じだ。聞いた話だと若草山山頂のトイレの待ち時間は1時間30分以上かかったとか。ハイカーも随分気が長いのだろうか。五私鉄リレーウオークに何年も参加しているが、一番いい加減な、顧客のことを考えていない私鉄はなんと言っても一番大企業の近鉄だろう。こんなハイキングの企画は他の私鉄との付き合いでやっているように思える。やるならもっと力を入れてやるべきだろう。

 五私鉄と朝日新聞の特別企画の6回に参加し、五私鉄制覇賞のウエストバックを貰った。また特別賞は朝日新聞社から貰ったが新聞社の宣伝キーホルダーで余り有難いものではなく、期待が大きく外れた。ともあれ五私鉄リレーウオークに参加できてよかったと思う。お世話いただいた関係者の皆さんに感謝します。

行基像・平城遷都1300年祭ポスター

奈良県庁前の紅葉

受付の行列(今日の先行きが予測される)

奈良公園を歩き始める

ムクロジ 竹が寄生している

柳生街道滝坂の道の渋滞

寝仏

夕日観音

柳生街道滝坂の道の渋滞

朝日観音

首切地蔵

春日山石窟仏の一部

花山・地蔵の背

春日山 三等三角点

鶯塚古墳

若草山山頂からの展望

紅葉

仏頭石

紅葉を楽しみながら下る

鹿

鹿と戯れ

二月堂

東大寺

ゴール

コース
  近鉄・鶴橋(8:10)[快速急行奈良行き]=奈良(8:40/9:00)
〜登大路園地[受付](9:20)〜
  春日大社〜(柳生街道・滝坂の道)〜首切地蔵(10:55/11:15)〜春日山石窟仏(11:55)

  〜(春日山原始林)〜若草山(12:45/昼食/13:25)〜仏頭(13:57)石〜手向山八幡宮(14:10)〜
  東大寺(二月堂・三月堂・大仏殿)〜
登大路園地[ゴール](15:00)〜興福寺〜近鉄・奈良駅
  ●約14km


天 候  晴れ
参加者 17名 ウオーク参加者 推定4700名

実施日 2008.11.23