蓬莱峡
MRC 岳修例会 蓬莱峡 
蓬 莱 峡
岩稜帯歩行技術・ロープの結び方・三点確保・岩場登下降訓練

 
 3月21日、MRC主催の岳修会が蓬莱峡であり参加した。宝塚に集合し、バスでに乗り座頭谷で下車した。ゲートから入り、谷に下り登り返すと広々した砂地の出る。左側には花崗岩が風化して山が削られている。日々地形が変わっているのだろう。

 準備体操をして、花崗岩が風化した斜面で歩行訓練をした。登り、下り、トラバースと足を滑らせないように歩くのはなかなか難しい。歩行訓練のあと昼食にした。

 午後はロープの結び方の講習を受け、実習した。これから岩登りで使用するパワーロープのダブルフィッシャーマン結びは真剣に受講して実習していた。パワーロープは岩登りの際の命綱になるからだ。何回も結ぶ練習をしてザイルに巻きつけて、効果を確かめた。

 続いて、垂直の岩壁で三点支持の練習をした。地面から1mほどの高さを三点支持をしながらトラバースの訓練をした。足場、手のホールド位置がうまく確保できなくなかなか思うようにはいかなかったが三点支持の重要さを身をもって体験できた。

 三点支持訓練の間に、リーダーが屏風岩の端の緩やかな岩場にザイルを確保してくれた。いよいよ先程自分で作った命綱のパワーロープの効果が試されるときがきた。万一のとき結び方が間違っていたら転落の危険がある。真剣なまなざしで結び目を確認、ハーネスを着けて岩場登下降の実習だ。

 先程実習した三点支持、本番の岩場で登下降の実習をした。三点を確保しながら命綱を確保して少しづつ登った。見ていると登りより下りのほうがビビッているようだ。数回登下降を繰り返すと余裕も出てきたようだ。

 北アルプスなど一般の登山コースでは、ザイルを使用することはないが、万一に備え、あるいは三点支持の確実性の体得、恐怖感の軽減などこのような訓練は重要な事だと思った。

 講師のリーダーさんに感謝申し上げます。安全第一の行動で楽しい山旅を楽しみましょう。

蓬莱峡に到着

岩稜帯の歩行訓練山

岩稜帯の歩行訓練山

ロープの結び方講習

岩場の登下降訓練 

パワーロープの結び方は大丈夫かしら

岩場の登下降訓練

岩場の登下降訓練

岩場の登下降訓練

登りきったら余裕!下りもあるよ!

岩場の登下降訓練

蓬莱峡岩場の登下降訓練を終えて
コース
  宝塚BS(9:10)=[バス]=座頭谷BS(9:27/9:29)〜
  蓬莱峡(9:38/岳修会・昼食・岳修会/15:13)〜JR生瀬(16:06/16:21)=[JR]=大阪(16:59)

天 候  晴れ
参加者 16名 
実施日 2009.03.21