恵那山 山頂
三角点探訪 日本百名山
恵 那 山 標高2189.8m
 
 6月2日、恵那山に登った。梅田を7時にバスで出発、阪神高速、名神高速を走り中央高速園原ICで477号から峰越林道に入った。途中多賀SA、恵那峡SAで休憩、恵那山トンネルの手前から恵那山の雄姿が目に飛び込んできた。

 園原ICを降りるとのぞかな山村風景で、桃源郷のようだ。ヘブンスそのはらがあり春夏秋冬楽しめるそうだ。少し走ったところで林道に入り、ゲート前の駐車場に着く。登山準備をして出発、車はもっと先まで進めそうだと思ったが、所々崖崩れがありやはり危険なようだ。

 広河原登山口に到着、登山口には立派な標識塔があり、登山届のポストもあった。登山口を入ると河原に降り、木の橋を渡る。ここからいきなり急登が始まる。この急登は恵那山の支尾根筋に出るまで続き、P1716辺りまで1時間強の道程だ。樹林帯のうす暗いジグザグ道を登っていくと、P1716で尾根に出た感じで尾根頭のようだ。ここで休憩して恵那山山頂にアタックする。

 ここから恵那山本峰の尾根、県境尾根直下標高1900m辺りまでは、クマササが多いが所々展望が開け、中央アルプスから南アルプスの連山を遠望できる。これらのアルプスはまだ雪が残っていて高山を象徴しているようだ。

 県境尾根に取っつく標高1900m辺りから急登になり、P2071辺りまで続く。P2071を過ぎると山頂の雰囲気が伝わってくる。やがて山頂に到着。

 恵那山は標高2189.8mで一等三角点がおかれている。日本百名山、一等三角点百名山の肩書きも着いている山だ。山頂には展望台があるが、山頂の木々より低いため今ひとつといった感じだ。また山頂には祠があり、恵那神社本宮、現在は奥宮というそうだ。ベニドウダンツツジが所々に咲いていた。山頂で昼食を頂き下山開始した。

 下山は、登るときたくさん咲いていたお花の写真を撮りながら下った。バイカオウレン、カタバミ、イワウチワ、エンレイソウなどが主だった。

 クマササが背丈ほど茂る中を下山中、大きな笹漕ぎの音がしてびっくり、熊か鹿かどちらかがいたようだ。少し緊張しながらの下山になった。広河原に下山して河原で顔を洗って気分すっきり、林道を快適に歩いて駐車場に戻った。

 帰路は、往路を引き返した。高速に乗る前に園原のコープでビールを仕入れてバスで乾杯。梅田には8時30分頃帰着した。

 恵那山は、日本百名山にしては少し物足りなさを感じた。参加者の話では能郷白山と比べて恵那山になったとかいろいろ裏話もあるらしい。今回登った広河原コースは2001年にできたコースで、尾根歩きのため展望がよく、中央・南アルプスが見えたが、条件がよければ御岳、乗鞍、北アルプスもさらに富士山も見えるそうだ。あまり厳しくなく楽しく登れてよかったと思う。楽しい山旅を案内していただいたリーダーさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

恵那山 中央自動車道より

峰越林道ゲート

峰越林道ゲートを出発

広河原登山口

急登が続く

P1716にて

三重嶽登山口

登山口からすぐ尾根への急登

シャクナゲ

緑のコントラスト

恵那山 山頂

恵那山 一等三角点

恵那山 山頂にて

恵那山 山頂にて

恵那山 山頂の神社

恵那山 山頂

バイカオウレン

遠くに中央・南アルプスの雪山を展望 尾根道より

イワウチワ

園原スキー場 尾根道より

エンレイソウ

エンレイソウ

カタバミ

クマササの道を下る

ツツジ

峰越林道ゲートの戻る
 

コース
  梅田(7:00)=[【バス】・阪神・名神・中央道]=多賀SA(8:30)=恵那峡SA(10:05)=
  園原IC=峰越林道ゲート(10:55/11:02)〜広河原登山口(11:27)〜
  P1716(12:38/12:47)〜恵那山(14:05/昼食/14:25)〜P1716(15:21/15:30)〜
  広河原登山口(16:15)〜峰越林道ゲート(16:40/16:50)
  =[【バス】・中央道・名神・阪神]=峠の茶屋SA(17:57)=大津SA(19:38)=梅田(20:27)


天 候  曇り
参加者 11名
実施日 2009.06.02
ツアー  毎日新聞旅行