宝剣岳（中央）と千畳敷カール
ＭＲＣ　九州合同例会�@
宝　剣　岳　標高2931m　木曽駒ヶ岳　標高2956.3m せんじょうじき〜乗越浄土〜宝剣山荘〜宝剣岳〜宝剣山荘 中岳〜木曽駒ヶ岳〜中岳〜宝剣山荘〜せんじょうじき
６月６日、ＭＲＣの九州合同例会で宝剣岳と木曽駒ヶ岳に登った。大阪グループはラポール枚方から貸切バスで出発。草津ＳＡ、恵那峡ＳＡで休憩をとり、駒ヶ岳ＳＡで昼食にした。駒ヶ根ＩＣで降り一般道へ、菅の平バス停の到着。ここで九州グループと合流し、路線バスの貸切でしらび平へ。ここから駒ヶ岳ロープウエイで一気に２６１２ｍの千畳敷に到着。ロープウエイは宝剣岳直下の千畳敷きカールに架けられた日本初の山岳ロープウエイで昭和４２年に完成したとのこと。 　千畳敷きカールに降り立つとそこは別世界、太陽が千畳敷きカールの残雪に反射して眩く、素晴らしいカールを表現している。カールの頭上には宝剣岳を取り巻く山が凌ぎをけずっていて男性的な強さを表現しているようだ。景色を楽しみながら登山準備にかかる。雪に慣れている人ならアイゼンなしでも登攀は可能なようだが、一応アイゼンを装着しての出発になった。 　しばらくカールの中腹をトラバースし、徐々に高度を上げていく。真上への登りにかかる、八丁坂と呼ばれているらしい。約１時間で乗越浄土に到着した。乗越の少し手前まで来ると積雪がなくなりアイゼンを外して登った。乗越から先は残念ながらガスがかかって見通しが悪化のなか、宝剣山荘に到着した。宝剣岳への登頂準備をしてガスの中方向を確かめ出発した。
駒ヶ岳神社	千畳敷カール
宝剣岳	宝剣岳をバックに
せんじょうじきにて　松九会Ｈａさん撮影
千畳敷カール	千畳敷カールを登る
宝剣岳	千畳敷カール八丁坂にかかる
八丁坂から千畳敷カールをふり返る	千畳敷カール八丁坂
乗越浄土に到着	宝剣山荘に到着
乳白色の中に隠れる宝剣岳を目指して、登り始めた。残雪と岩稜の道を約２０分、山頂に到着。山頂には剣先のような大岩が鎮座していて、まさに宝剣岳にふさわしい山頂だ。標高は２９３１ｍ、大パノラマの期待があったがカーテンが閉じたままで残念だった。ほん少しの時間、太陽が雲間からスポットをあててくれた。感動の瞬間が表れたのだ。ブロッケン現象が背後の太陽光で足元に現れたのだ。盛んに手を振ってブロッケン現象を確認して大いに喜んでいた。現実に戻り、山荘に下山した。
宝剣岳への登り	宝剣岳へ登り
宝剣岳への岩場	宝剣岳への岩場
宝剣岳への岩場も何のその	宝剣岳への岩場
宝剣岳へ最後の岩場	宝剣岳山頂にて
宝剣岳山頂にて	宝剣岳山頂にて
宝剣岳山頂にて　松九会Ｈａさん撮影
山頂から中岳、山荘を望む	ブロッケン現象　山頂にて
宝剣岳山頂（標高2931m）	岩場を下山
岩場と雪渓を下山	宝剣山荘に戻る
山荘に戻り夕食までのひとときを、楽しんだ。伊那前岳に虹がかかり、素晴らしい虹のショーを楽しんだ。しばらくするとガスが抜け、先ほど登頂した宝剣岳が姿を現した。宝剣山荘の裏側に廻ると、宝剣岳の雄姿がはっきり見える。宝剣岳の天狗岩は非常に特徴がある。天狗岩といっているがゴリラそっくりと言ってもいいだろう。とってもユニークな岩だ。 　興奮冷めやらぬ中、九州グループを含め参加者一同楽しく夕食、ストーブを囲んでの歓談後、就寝についた。
宝剣山荘にて	伊那前岳で夕暮れの虹のショー
夕暮れの宝剣岳　天狗岩　三ノ沢岳	夕暮れの宝剣岳
夕暮れの宝剣岳　名残はつきねど	食後の団欒
	木曽駒ヶ岳へ
コース　 　６／６ 　　ラポール枚方(7:30)＝[貸切バス]＝草津ＳＡ＝恵那峡ＳＡ＝駒ヶ岳ＳＡ(11:40/昼食/12:10)＝ 　　駒ヶ根ＩＣ＝菅の平ＢＳ(12:20/12:36)＝[路線バス]＝しらび平(13:09/13:20) 　　＝[駒ヶ岳ロープウエー]＝千畳敷(13:30/14:00)〜乗越浄土(15:06)〜宝剣山荘(15:10/15:22) 　　〜宝剣岳(15:45/16:12)〜宝剣山荘(16:37)　(泊) 　６／７ 　　宝剣山荘(4:20)〜[散策]〜ご来光(4:30)〜[散策]〜宝剣山荘(6:00) 　　宝剣山荘(7:00)〜中岳(7:20/7:25)〜木曽駒ヶ岳(8:03/8:26)〜中岳(8:57)〜 　　宝剣山荘(9:15/9:32)〜乗越浄土(9:35)〜千畳敷駅(10:27/10:40)＝[ロープウエー]＝ 　　しらび平(10:50/11:00)＝[バス]＝こまくさの湯(11:38/入浴・昼食/13:27)＝[貸切バス]＝ 　　内津峠ＳＡ＝草津ＳＡ＝枚方(18:00) 天　候　　６／６　晴れのち曇り　　６／７　快晴 参加者　２５名　宝剣岳登頂２１名　木曽駒ヶ岳登頂２３名　 実施日　2009.06.06-06.07