9月13日、朝日・五私鉄リレーウオーク第4回目は近鉄担当で行われた。近鉄さんはいつも何かあるようで、今回も集合場所が分からなかった。案内される矢印などは「みなみかわち歴史ウオーク」で、五私鉄リレーウオークの案内が見当たらなかった。不安を感じながら皆の後を着いていった。出発地点と思われる場所の入口も五私鉄ではなく、中に入ってようやくいつもの横断幕が張ってあった。また参加標の記入も通例、出発前に記入してくださいと、言われていたが今回はゴールまでに書いてくださいと説明員が大きな声で言っていた。参加標記入の目的が十分伝わっていないのではないだろうか。もしウオーク途中で病気にでもなればどこの誰かも分からないことが発生し得ることまで理解しているのだろうか。苦情はこれくらいにして出発しよう。
ふるさとぴあプラザの森からスタート、その森の柴籬神社(しばがきじんじゃ)が一つ目のポイント。地元では歯の神様として親しまれているとか、境内には日本で唯一の歯磨き面(瑞歯別命)があった。また近くにきささげの木があり、細長い実が美しかった。キササゲは高木になり、水を多く好むため避雷針代わりに神社やお寺の庭に植えられている。
次ぎは大塚山古墳で全長325m、6世紀後半の前方後円墳、宮内庁管理だが被葬者は不明とか。さらに歩いて王仁の聖堂跡、5世紀前半渡来した百済の王仁が建てた聖堂の跡だそうだ。西除川に出て川沿いを歩く。大林寺があり、宮橋を渡ると布忍神社(ぬのせじんじゃ)に着く。
布忍神社は、祭神の素戔鳴尊(すさのをのみこと)で、天見丘より白布を敷いて迎えたとのこと。我堂公園で昼食にした。午後はかんかん照りので疲れが出てきたのでひたすら歩くだけになってしまった。
我堂八幡宮(ごどうはちまんぐう)、河内天美駅を過ぎ、田座神社(たざじんじゃ)、広い通りを北上し、東に入り屯倉神社(みやけじんじゃ)へと歩いた。さらに東の熱田神社、そして今度は西へ阿保神社(あおじんじゃ)、大通りに出て南下、松原市役所でゴールの約17kmを歩いた。日照りの中、熱中症気味で参加者はかなりへたっていた。
この時期、市街地を歩くのは少し厳しいと思った。市街地を歩くのなら春先とか冬が良いのではないだろうか。とにかくぐったり疲れた一日だった。
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