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友歩会 定例会 | ||
竜 門 岳 標高904.3m 津風呂湖 吉野山口神社〜竜門滝〜竜門岳〜大峠〜針道〜不動ノ滝 |
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10月24日、友歩会の定例会で竜門岳に登った。阿部野橋から吉野行き急行で大和上市へ約1時間、吉野川に沿った山間の町に到着。吉野町コミニティーバスがあるが、津風呂湖に立寄って吉野山口神社に行きたかったのでタクシーを利用することにした。 タクシーで20分ほど走り吊橋に案内してくれた。ここの吊橋から竜門岳を眺めて、山口神社へと向かった。吉野山口神社は、古くから山の神、降雨止雨を司る神として信仰されている。拝殿の二基の燈篭は徳川吉宗が寄進したものだという。本殿の社は室町時代の形式だそうだ。近所のおじさんがいろいろ案内してくれた。竜門滝に行ったら滝壺に芭蕉の歌碑も見てよと言っていた。 広い林道から細い急坂の林道になり山口神社から25分ほど歩くと、竜門滝につく。道路から滝壺に下りる。滝の落差は24mあるという。滝壺左側に芭蕉の句碑があった。 句碑には、「酒呑みに語らんかかる滝の花 竜門の花や上戸の土産(つと)にせん」とある。 道に戻って先に進む、龍門寺跡が左先にあるようで、道沿いには龍門寺塔跡の説明板があった。 舗装されて林道を15分ほど行くと、急な階段道になる。この辺りから本格的な登りになるらしい。ほんの少し登ると、階段はなくなり倒木が目立つ急登になる。滝から50分ほどで標識が出てくる。山口神社まで3.0kmと、あり3km歩いたことになる。そして竜門岳まで0.75kmとある。距離的には後少しだ。 この標識からさらに急登になる。少し登ると後方の木の間から展望が開けてくる。吉野から大峰の山々が見えるはずだが曇っていてさっぱり見えない。ただ登山道のには秋色が目を楽しませてくれた。樹林帯に入るとクマササが行く手を阻んでいて、道を探りながらかき分けかき分け急坂を登る。もう尾根に出たなと思うとまた急登が続きかなり厳しい。そんな時切り株の手造り道標に何か書いてあって気がまぎれた。それには「青年よ元気出して壮年よ力をふりしぼってガンバロウ」と書いてあった。0.75kmの道標から急登の藪漕ぎなどを入れて約45分我慢の末竜門岳山頂に立つ。 竜門岳は、標高904.3mで一等三角点になっている。山頂は広く三角点のほか祠がお祭してある。展望は樹林に囲まれているため望めない。桜の古木もありその頃の登山もよさそうだ。昼食をいただいていると風が強くなり寒くなってきた。雨が降りそうな予感もしてきたので早々に下山開始した。 |
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![]() 竜門岳 津風呂湖より |
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![]() 吉野山口神社 神社左の道路が登山道 |
![]() 吉野山口神社にて |
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![]() 吉野山口神社拝殿 二基の燈篭は徳川吉宗公寄進 |
![]() 吉野山口神社本殿(室町時代の形式) |
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![]() 広い林道を行く |
![]() 細い急な林道になる |
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![]() 竜門滝 |
![]() 松尾芭蕉の句碑 竜門滝壺にて 酒呑みに語らんかかる滝の花 竜門の花や上戸の土産(つと)にせん |
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![]() 龍門寺跡(塔跡)説明板 |
![]() 龍門寺跡付近の林道 |
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![]() 急登の階段道が始まる |
![]() 倒木の多い急登が続く |
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![]() 倒木の多い急登が続く |
![]() 竜門岳へ0.75kmの標識 |
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![]() 大峰の山々は曇って見えない |
![]() ムラサキシキブ |
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![]() クマササの中をくぐって登攀 |
![]() 手造り道標 青年よ元気出して壮年よ力をふりしぼってガンバロウ |
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![]() 竜門岳山頂 |
![]() 竜門岳山頂にて |
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![]() 竜門岳山頂 三角点と祠 |
![]() 竜門岳 一等三角点 |
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下山始めは、急坂で注意しながら下る。4、50メートル下ると快適な下り道になり、鉄塔が見えてくる。鉄塔は関西電力の反射板が3基と、送電線鉄塔1基放電音を立ててうなっていた。ここからの展望はそこそこで正面に音羽三山の熊ヶ岳が見え、左方向には金剛葛城の連山が薄く見えていた。鉄塔を過ぎるとまた快適な尾根歩きで、時速4キロぐらいで歩く。 三津峠に到着。三津の集落を三津峠と勘違いして三津峠分岐と思ってしまった。いずれにしろ大峠が目標なので直進する。5分ほど進むとクマササの丈が高くなってきて、道の刈込がなくなってしまった。いばらと倒木交じりの藪漕ぎが始まった。悪戦苦闘が続いた、さらに追い討ちは藪漕ぎの連続と急斜面のトラバースだ。足を滑らせないよう注意しながら藪漕ぎして前進する。今度は真っ暗なトンネルに入る。トンネルとは言っても、手入れのされていない杉林が日光も当たらなくなり枯れていてトンネルのようになっているのだ。トンネルを抜けると秋色の紅葉が美しかった。さらに藪漕ぎを続けやっとのことでピークに到着。クマササ、いばら、倒木そしてトラバースの急斜面に格闘した30分だった。 このピークは分岐になっていて、これから進む右方向の大峠方面と、左に下る細峠、竜在峠に分かれる。少し休憩して元気を取り戻し、前進だ。尾根道は今までのように厳しくはないが、我慢できる範囲になってきた。樹林の木の間から熊ヶ岳が見え始めるとそろそろ大峠だ。 大峠に到着。大峠は以前音羽三山縦走で降りてきた峠だ。大峠には祠があってその横に碑がたっている。その碑は女坂(めさか)伝承地碑で、神武東征のとき女軍(めいくさ)を配置したのがこの女坂、大峠だ。男軍を配置した男坂は男坂伝承地で宇陀の半坂峠に建っているとのことだ。ここまで下りほっとしたところで、針道から不動滝へと下った。 不動滝バス停に到着すると、バスの待ち時間が7分とグッドタイミングで下山して来た。計画より下山が30分早くその分は一本早いバスで戻ることができた。今日は藪漕ぎ体験があり、皆さん大変お疲れ様でした。 |
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![]() 竜門岳下山急坂を下る |
![]() 反射板・送電線鉄塔 |
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![]() 熊ヶ岳 反射板・送電線鉄塔より |
![]() 反射板・送電線鉄塔 |
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![]() 三津峠 |
![]() 大峠へ |
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![]() 藪漕ぎが延々続く |
![]() 杉のトンネルを抜けると紅葉で一息 |
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![]() 大峠 |
![]() 女坂(めさか)伝承地碑 神武東征のとき女軍(めいくさ)を配置したのがこの女坂 |
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![]() 不動ノ滝 |
![]() 破不動尊 |
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コース |